76本の映画を観た2015年
(去年はこちら
ここ数年の傾向なんだけど
洋画人気がない日本は
「アカデミー賞最有力!」やら
「アカデミー賞受賞!!」
宣伝文句をつけるために
良作の公開が年明けから春先に
集中しちゃってて
今年も、面白かったのは前半

(実際、アカデミー賞作品賞の
『バードマン』大好物の俳優の舞台裏もの
夏は続編モノの大作
秋からが観るものないやんかっ!
(秋で一番面白かったのは
『ジョン・ウィック』!!
キアヌ・リーヴスっていくつになっても
気負いとか、他人にどう思われたいとか
感じさせなくてカッコいい!!

邦画は『バクマン』!!

まずは、個人的にゲイものが3作続くんだけど
ゲイを早くから受け容れるのは女性!
彼らに影響されて、羽目を外していく
おばあちゃんたちが可愛かった
サッチャー政権時の炭坑閉鎖問題
パレードへようこそが第10位!!

そして、人の気持ちはお金で買えない。
自分も将来、ダークサイドに落ちたら
こんなになっちゃうのかな、って自省も込めて

デュポン社の御曹司が、
レスリングのメダリストを射殺した
第9位フォックスキャッチャー
チャニング・テイタムのダークサイドに
「僕がいるよ」と後ろから抱きしめたい症候群。


第二次世界大戦、ドイツのエニグマの
暗号を解読した男
しかし、ゲイということで迫害された
イミテーション・ゲーム
僕は、だいたい第一印象から
男の好みは変わらないんだけど
日本だと長谷川博己さんと
そして外国の俳優だと
このベネディクト・カンバーバッチだけは

見た目「うげぇ!」だったのに
『シャーロック』の影響もあって
どんどん好きになっていく!
(長谷川さんで
現代版金田一耕助やんないかな)

今年は『ミッション・インポッシブル』
『007』の最新作があったけど
スパイものはこのイギリスのオシャレ感が
たまらなかったキングスマンが第7位
教会の大殺戮シーンで
コリン・ファースが好きになった!

そして、6位が
何年も前に飛行機のなかで観て
大画面で観たい!観たいと念じてたら
パート2の大ヒットで公開してくれた!

(今年はアメリカでヒットした
『Trainwreck』が機内上映で
すごく良かったのに……やらないだろうな。
女性の下ネタコメディの日本公開の
ハードルは高い!)
ピッチ・パーフェクト1&2
日本もこの手の合唱もの製作するけど
内容も選曲もシリアスなんだもん~。
もっとおバカに弾けてほしい!

そして5位
『ジュラシック・ワールド』
『ロッキー』『SW』と
(『ターミネーター』は最悪だった!)
2015年は続編の嵐だったけど
その中でも、ラストのポール・ウォーカーへの
惜別に、えっ?ええーーーー。
このシリーズで泣くと思わなかったよ。

ワイルド・スピード SKY MISSION

第4~2位は、劇場に2回観に行った!
いや、最初はひとりで行ったんだけど
「これを彼にも観せたい!絶対喜ぶ!」
まずはアニメのベイマックス
『アナ雪』は心にひっかからなかったんだけど
『ラプンツェル』をはじめ、最近は
ピクサーよりディズニー本家が断然好き!!
僕もああいう風に、心の痛みをケアされたい。
抱きしめてもらいたい。

見た目は、デブなベイマックスより
お兄ちゃんのほうがいいけど。
(小泉孝太郎、今年グッジョブ祭り!)

3位はアジアの映画
激戦~ハート・オブ・ウォー
評判のいいDVD『ウォーリアー』も
ロッキーの最新作『クリード』も未見なんだけど
俳優が本気で鍛えたカラダは、作品は
小手先の演技なんかより
もう観てるだけで濡れてくる!熱くなる!

(股間じゃないよ、心がね!)

第2位は反論異論がたくさん出た
セッション
僕が観た回は、上映後拍手喝采だったよ。
いくらジャズのプロの人が
批評を述べても
あの演奏をやり切った
あの鬼指揮者を演じ切った
俳優二人の力の前には、
敵わないよなぁ
、って。
出てくる人がみんなイヤな奴なのに
応援したくなっちゃうのってスゴい!
「ファッキン・テンポ!」
叫びたくなる!!

そして、今年の1位は
たぶん多くの人や映画秘宝とかぶるだろうけど
映画館で、あの大画面で
スペシャルな音響システムで観られて良かった!
映画鑑賞が趣味で良かった!
ついでに、キチガイで良かった!

マッド・マックス 怒りのデス・ロード
メル・ギブソン版はそんなに好きじゃなかったし
マッチョなトム・ハーディー(でも粗チン)が
主役だし、男クサさムンムンの映画かと思いきや
まさか、まさかの女性やマイノリティの
反逆映画でビックリ!

やっぱりさシャーリーズ・セロンって
母親が父親を殺したり
背負ってる人生が、覚悟がほかの女優と違う!
(安室ちゃんも似たようなもんか)

今年はベストテンに入らなかったけど
好きなものが、まだまだたくさんあったし
上記に挙げた10作は本当に楽しめて
映画館を出た後に、彼とモノマネとか
シーンの再現を何度もしたもの。

幸せな映画鑑賞でしたよ。