ブログネタ:事故物件、住める? 参加中
:「どもー。」
:「ねこでーす。」
:「だんごでーす。」
:「2人合わせてねこだんごでーす。」
:「ねえねえ、ねこさん、」
:「はいはい。なんです?」
:「あのね、僕、最近引っ越したんですよ。」
:「ほー、そうなんや。そういえば、おまえやばいとこ住んでたもんな。」
:「そうなんですよー。僕、前住んでたとこ、ボッロボロやったやないですか!?」
:「そうやな。小学生におまえんち、おっばけやーしき!!って言われてたもんな。」
:「そうそう、肝試しとかで若者がやって来たりして、僕見て、絶叫するんですよね。いや、不審者そっちやでって話ですよ。」
:「で、どんなところに引っ越したん?」
:「駅から徒歩5分のアパートなんですけどね。」
:「結構するんちゃう!?お前払えんの?」
:「1LDKで、何と3万円!」
:「やっす!!めっちゃお得やん!!でも、安すぎて、何かあるんちゃう?怪しいな。」
:「まあ、ちょっと同居人が居るって事くらいかな。」
:「えー!!どんな人?」
:「えーと、なんか白い着物きてて・・」
:「んんっ?」
:「頭に三角の布つけてて・・」
:「それって・・」
:「めっちゃ顔色悪い人です。」
:「幽霊やーん!!」
:「やっぱ、なんかあると思うたわ。そいつそこで、死んだんやなー。うんうん。どんな人?」
:「めっちゃ美人さんですよ。」
:「あー、美人かー。新婚さんで住んどったけど、旦那さんのやきもちとかでかなー?
うーん・・」
:「ねこさん、ねこさん!」
:「はいはい。それで、その人の名前は?」
:「さえさんです。」
:「
つまりこう言う事やな・・」
:「ちょっと、ねこさん!ねこさん!」~自分の世界に入る・一人芝居をする~
:
「トントントントン。あなたー、起きて朝よ。遅れちゃうわよ。」
:
「ムニャムニャムニャ・・もうこんな時間か。(着替える)おっ、今日もおいしそうな朝ご飯だ!さえは料理上手だな。あはははは。」
:
「そんなことないわよ。うふふふふ。」
:
「なんか、今日の格好露出しすぎじゃないのか?いつも言ってるだろ!タートルネックを着ろと!!なんで丸襟なんかを着てるんだー!!」
:
「たまには、いいじゃない。私、春夏秋冬タートルなのよ!だから、ご近所さんから、影でタートルっていうあだ名だってつけられているんだから!!」
:
「いいじゃないか!!タートルって響きカッコいいじゃないか!とっくりと呼ばれるよりはいいだろうが!お前は綺麗なんだから、隠さないと変な男がよってくるだろうが!!」
:
「わかりましたよ!!タートルでいいですよ。でも、今日の同窓会は出席しますからね!」
:
「わかったよ。ただし、タートルを着て、フードも深く深く、老舗料亭の味くらい深ーく、かぶって行くんだぞ!」
:
「わかりましたよ!いってらっしゃい!」
:
「じゃ、くれぐれも!だぞ!」
:
「バタン」
:
「そんなカッコで行けるわけないわ!同窓会なのに誰だかわからないじゃないの!タートルにフードを深くかぶれ?そんなの不審者じゃないの!?会場に着くまでに5回は職務質問されちゃうわよ!こないだ買った、この憧れの丸襟を着ちゃいますからね
あ~、楽しみだわ
」
:
「あいつ、本当にタートル、フードで行くのだろうか?心配だ、心配だー!!心配が止まらない!!よーし、今日は仕事を早く切り上げて、あいつの様子を見に行ってやろう!」
:(同窓会終了後)
「あっあいつが出てきたー!まっ丸襟じゃないか!!くそっ!くそー!!しかも、なんかカッコいいやつと楽しそうにおしゃべりしてるじゃないか!!ゆっ許せん!!」
:(帰宅後)
「お帰りなさーい!」
:
「お前、なんか俺に言う事があるんじゃないのか?」
:
「何の事かしら?」
:
「お前、今日の同窓会丸襟で行ってただろうが!!」
:
「なんで知ってるの?ついてきてたのね!?信じられないわ!!」
:
「しかも、なんかカッコいいやつと楽しくお話ししやがって!くそー!!」
:
「あれはただの同級生のたかし君よ!」
:
「たかし君だとー!!馴れ馴れしく呼びやがって!!(包丁を持つ)」
:「
やめて!やめてよ!!もうタートルネック以外は着ないから!!」
:
「そうだ!ふはははははははっ!お前は一生タートルネックなんだ!!
(首をグサー!!)」
:
「うっうう(バタンっ)」
:
「あははははっ、やっぱりお前はタートルネックが似合うじゃないか!!赤のタートルネックもよく似合ってるぞ!ふはははははっ!!」
:「・・って事があったんやろうね。うんうん。悲しい事件やな。」
:「あっ、あと、30代くらいの男の人も住んでいます。」
:「30代くらいの男かー、って事は、旦那さんも後追い自殺したんかな?」
:「あと、おばあさんも」
:「おばあさん、遺産狙いか・・」
:「あと、おじさんも、あとおじいさんも、あと他にも5人くらい住んでいます。」
:「多っ!!霊多過ぎ!!どんな事故物件やねん!!それ、本物のお化け屋敷やないか!そこ住んだ人は次々死んでいくっていうやつやろ!お前、そんなところはよ出ろや!!危なすぎるぞ!!」
:「えっ!?霊なんていませんよ!!」
:「でもお前、三角の布、頭につけた顔色の悪い白い着物の人おるって言うたやん!!」
:「その人はおりますけど、死んでませんよ!勝手にねこさんが次々と妄想しゃべってただけじゃないですか!」
:「じゃ、そいつなんでそうなかっこうしてんねん!!」
:「彼女は、お化け屋敷の仕事してる人で、お化けの気持ちがわかるようにって、部屋でもその格好で過ごしてるんですよ。」
:「仕事熱心な人やね・・って事は?」
:「そうですよ、僕シェアハウスに住んでるんですよ。」
:「駅から徒歩5分の1LDKで、何と3万円!ですよ!ねこさんもどうですか?」
:「何と3万円!じゃ、ないわ!!1LDKに軽く10人はおるやないか!!狭い!狭すぎや!!」
:「あと、ペットも飼っていいんですって!ねこさんの好きなタートルも飼えますよ。」
:「そんなところで、ペットとか飼いたくもないわ!!もうええわ!!」