2020 J2 第9節 ヴァンフォーレ甲府 対 レノファ山口 | Mouse unit's Blog

2020 J2 第9節 ヴァンフォーレ甲府 対 レノファ山口

甲府 1-1 山口

【得点】

0-1 浮田 健誠(前半23分)

1-1 泉澤 仁(後半22分)

 

堅守とは引いて守るのではなく、連係と戦術が噛み合わさっての壁であり、どのような状況であっても守り切れる自信から生み出されます

しかし今の甲府は単に5バックに4人の中盤という人数をかけて守るだけの守備で、ただ数的有利で跳ね返す単調なもので

何度の攻め込まれたら容易に失点してしまうという連係・戦術、そしてチームの成熟度とは真逆の上辺だけ、言葉だけの堅守です

 

攻撃に関しても個人の能力だけに頼り切ったプレーばかりで、戦術ありきの攻撃が殆ど見られていません

2年目の監督としては残念ながらお粗末なものです

結果として勝ちきれない試合が続き、このままでは同様の試合ばかりで思うように勝ち点が積み上げられない状態が続くはずです

 

今節のプレーとして印象的だったのは両WBの方向で

攻撃へと移行する時に9割以上自陣を見たままボールを受けていました

言い換えれば攻撃へと切り替えられたにも関わらず視線は自陣、つまり前線を向いてボールを受けることが極端に少なく

これが守備から攻撃へ転換する際に1テンポ、さらには2テンポ遅れる要因となっていました

 

WBに限らず瞬間的なプレーで攻守共に相手より遅れる場面が目立ち、相手にボールを奪われる、そしてボールポゼッションを高められない原因だったと言えます

 

勝ち点1では上位に離されるため、勝ち点3が必須、さらには連勝の重要性がさらに高まっています