第83期棋聖戦五番勝負 第1局 | Mouse unit's Blog

第83期棋聖戦五番勝負 第1局

▲ 羽生善治棋聖 ○-● 中村太地六段 △

将棋の第83期棋聖戦が開幕し、第1局が6日
兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」にて行われました

振り駒の結果、羽生棋聖が先手番となった今局
戦型は横歩取りとなり、序盤は比較的定跡通り進んでいきました

そのまま進んでいくと思われましたが
36手目△8八飛成から44手目△8八同角成という指し回しで
中村六段が積極的な攻めを見せ、横歩取りらしいいきなり中終盤の状態へとなりました

その後はほぼ互角で終盤になっても両者の攻め合いが激しく、形勢不明となっていきましたが
馬の筋がはっきりしていたため、その攻めやすさから徐々に後手の中村六段が先手玉を追い込めていくも
辛抱強く羽生棋聖が耐えていきました

そして87手目▲8三歩成から95手目▲7三と、97手目▲6六歩が絶妙なタイミングで指され
読み切っていたと思われる羽生棋聖が101手目▲5三金、その手を見て中村六段が投了
第1局は羽生棋聖の勝利となりました

終盤、中村六段に勝ちが見えたかに思われましたが
残り時間の少なさと羽生棋聖の粘りが今局の勝敗を分けたのだと思います

特に73手目▲8八香は最終的に詰みに関係していたことから
さすが羽生棋聖と言える一手だったと思います