第69期名人戦 七番勝負第6局 | Mouse unit's Blog

第69期名人戦 七番勝負第6局

▲ 羽生善治名人 ○-● 森内俊之九段 △

将棋の第69期名人戦七番勝負第6局が
6月7日、8日に山形県天童市の「天童ホテル」にて行われました

今局は第4局と同様、相矢倉となり
1日目はほぼ定跡通りとなり、早い指し回しで75手まで進んでいきました
それでも中盤の入り口となった午後からは1筋や2筋から端を攻めた羽生名人が徐々にペースを掴み
比較的指しやすい状態で1日目は終了

封じ手は森内九段となり、76手目△2三銀と大方の予想通りの手から再開されると
1日目とは反対の両対局者とも長考が続いていきました

端からの攻撃を受けた森内九段は
96手目△9五桂で攻撃の基盤を作るとそこから攻撃を仕掛け
これを羽生名人が受ける展開となっていくと
1日目に指しやすいと思われた先手番のリードが無くなり互角、または後手良しと思われる終盤となりました

終盤になると一手一手の持つ意味が重くなっていき
非常に難解で、間違うことの出来ない状態となり
森内九段が積極的に寄せを見せていきましたが、なかなか寄せきれないでいると
125手目▲8八香などの受けで先手玉の周りが厚みを増していく結果に

そして羽生名人は127手目▲1三歩など厳しい手で後手玉を追い詰めていき
139手目▲4一角としたところで森内九段が投了
羽生名人は3連敗の後、3連勝で名人位のタイトルの行方は
最終局の第7局へ持ち越されることになりました

今局は終盤の難解な局面を制した羽生名人勝利となりましたが
森内九段も充分可能性があったほどどちらに勝敗が転ぶか分からない内容でした

羽生名人が防衛するのか、森内九段が奪取するのか
第69期名人戦七番勝負第7局は
6月21日と22日の2日間、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われます