キリンカップサッカー2009 日本 対 チリ | Mouse unit's Blog

キリンカップサッカー2009 日本 対 チリ

日本 4-0 チリ 
【得点】 
1-0 岡崎 慎司(前半20分) 
2-0 岡崎 慎司(前半24分) 
3-0 阿部 勇樹(後半7分) 
4-0 本田 圭佑(後半44分) 

前半開始からややチリのペースで 
特に右サイドからの攻撃を受けるもののDF陣が徹底した守備を見せ 
日本の守備の厚さが見られるものとなりました 

前半中盤以降徐々に日本にもボールを支配できるようになり 
前半20分、岡崎からのパスを受けた本田が強烈なシュートを放ちGKが弾く 
そのこぼれ球を詰めていた岡崎が押し込み日本が先制 
岡崎の一連のプレーも良かったですが、本田のミドルが非常に素晴らしかったです 

その5分後、カウンターから右サイドをオーバーラップしていた中澤が 
巧みなパスを放ち、それを受けた岡崎が確実にゴール左へと流し込み2点目とし、チリを引き離す 

前半39分のFWオレジャナと楢崎との1対1の危ない場面もありましたが 
その後も日本のペースで試合が続き 
前半42分、本田の放ったシュートが枠外へと逸れるなど惜しいシュートも多くあり 
前半終了時点では完全に日本が押し込む印象が強くなっていました 

後半も変わらず日本ペースで試合が進み 
後半7分、CKからのボールを阿部がヘッドで決め3点目 
CKと阿部のヘッドのタイミングが完璧に合ったものでした 

後半16分の中村憲剛はCKとの1対1となった場面ですが 
あれは確実に決めなければならないものでした 
あのような場面で決めなければ、さらに重要な試合であるワールドカップ最終予選などに響かねません 

そして、試合終了間際本田がゴールを決め4-0と突き放す 
あと1点奪えば良い内容で終わらせるという場面で決めた得点は本当に価値のあるものとなりました 

前半で玉田に代わり投入され、18歳で代表初出場となった山田直輝についてですが 
やや全体としてアピール不足だったでしょうか 
しかし、無難に対応していたように思います 

今日の試合は岡崎を中心とした攻撃陣も良かったですが 
徹底してチリのクロスやCKを跳ね返していたDF陣の安定感に収穫のあったように思います 
攻撃陣では得点を決めた岡崎、攻撃で顔を出し最後にゴールを決めた本田 
そして何より2点目を演出し、日本CBにこの人在りと見せつけた中澤が素晴らしい活躍をしてくれました 
MOMとなるとやはりその3人の誰かということになるでしょう