平成21年夏場所
今場所まず書かなければならないことは日馬富士の幕内初優勝のことでしょう
13日目に白鵬に敗れるまで12連勝と安定した強さを見せ
その後も朝青龍、琴欧洲と土を付け、結果は14勝1敗として白鵬との賜杯の行方は優勝決定戦へ
日馬富士は立ち合いで左下手を掴むなど有利な組み手で相撲を支配し
白鵬の右足を押さえつつ下手投げを放ち初優勝を決めました
15日間通して強い相撲を見せましたが
11日目の稀勢の里との一番は白星ではありますが、残念な癖を出したものでした
日馬富士は常々「お客さんを喜ばす相撲を取りたい」とは言っていますが
プレッシャーのかかる取り組みでは変化をしてしまうため
この一番は気持ちで自分自身に負けてしまった取組でした
この癖を如何に克服していくかが今後の課題のように思います
また今場所も大関、特に日本人大関勢は不甲斐ない取組が目立ちました
千代大海はなんとかカド番を脱出し、来場所も大関として土俵に上がることとなりますが
あのような相撲を取って入る限り、優勝どころかカド番の繰り返し、さらには大関降格しか考えられません
持ち味である突っ張りが相手に全く威力を発揮せず
逆に押される場面が多く見られ、引き技でなんとか勝利するしかなく
その様は「ムーンウォーク」と呼ばれる程です
場所前のインフルエンザや持病である糖尿病など問題はありますが
大関である以上最低10勝は決めなければなりません
琴光喜も前半戦に豪栄道・旭天鵬に呆気ない負け方をしており
さらには魁皇は後半戦全敗と全く強さの見られない相撲を取っているため
ここ毎場所非常に残念な結果となっています
優勝争いを見てみると2敗に稀勢の里の名があります
稀勢の里は今場所前頭4枚目ではありますが13勝2敗と好調で
来場所の番付は再び三役は確実でしょう
しかし、稀勢の里は三役に上がっても番付で下位の力士に負けてしまうことが多く
それが三役定着ができない原因の一つでもあります
大関・横綱には善戦できる力があり、足腰も強い力士であるため
今後も稀勢の里には注目です
また、今場所は東関親方(元関脇・高見山)の定年の場所となりました
東関親方と言えば史上初の外国人力士幕内優勝を達成し
現在多くの存在する外国人力士の草分け的存在と呼ばれる人物です
東関親方について書くともう一つブログ・記事を書かなければならない程ですのでこの辺で終わりにします
後継は小野川親方(潮丸)が指導していくこととなりますが
部屋はさらに発展していくように思います
来場所は7月、名古屋場所となり日馬富士にとっては綱取りの意味もある場所となります
力は充分にあることは分かっています
あとは気持ちが結果を左右するものと思います
13日目に白鵬に敗れるまで12連勝と安定した強さを見せ
その後も朝青龍、琴欧洲と土を付け、結果は14勝1敗として白鵬との賜杯の行方は優勝決定戦へ
日馬富士は立ち合いで左下手を掴むなど有利な組み手で相撲を支配し
白鵬の右足を押さえつつ下手投げを放ち初優勝を決めました
15日間通して強い相撲を見せましたが
11日目の稀勢の里との一番は白星ではありますが、残念な癖を出したものでした
日馬富士は常々「お客さんを喜ばす相撲を取りたい」とは言っていますが
プレッシャーのかかる取り組みでは変化をしてしまうため
この一番は気持ちで自分自身に負けてしまった取組でした
この癖を如何に克服していくかが今後の課題のように思います
また今場所も大関、特に日本人大関勢は不甲斐ない取組が目立ちました
千代大海はなんとかカド番を脱出し、来場所も大関として土俵に上がることとなりますが
あのような相撲を取って入る限り、優勝どころかカド番の繰り返し、さらには大関降格しか考えられません
持ち味である突っ張りが相手に全く威力を発揮せず
逆に押される場面が多く見られ、引き技でなんとか勝利するしかなく
その様は「ムーンウォーク」と呼ばれる程です
場所前のインフルエンザや持病である糖尿病など問題はありますが
大関である以上最低10勝は決めなければなりません
琴光喜も前半戦に豪栄道・旭天鵬に呆気ない負け方をしており
さらには魁皇は後半戦全敗と全く強さの見られない相撲を取っているため
ここ毎場所非常に残念な結果となっています
優勝争いを見てみると2敗に稀勢の里の名があります
稀勢の里は今場所前頭4枚目ではありますが13勝2敗と好調で
来場所の番付は再び三役は確実でしょう
しかし、稀勢の里は三役に上がっても番付で下位の力士に負けてしまうことが多く
それが三役定着ができない原因の一つでもあります
大関・横綱には善戦できる力があり、足腰も強い力士であるため
今後も稀勢の里には注目です
また、今場所は東関親方(元関脇・高見山)の定年の場所となりました
東関親方と言えば史上初の外国人力士幕内優勝を達成し
現在多くの存在する外国人力士の草分け的存在と呼ばれる人物です
東関親方について書くともう一つブログ・記事を書かなければならない程ですのでこの辺で終わりにします
後継は小野川親方(潮丸)が指導していくこととなりますが
部屋はさらに発展していくように思います
来場所は7月、名古屋場所となり日馬富士にとっては綱取りの意味もある場所となります
力は充分にあることは分かっています
あとは気持ちが結果を左右するものと思います