2009 J2 第17節 ヴァンフォーレ甲府 対 徳島ヴォルティス | Mouse unit's Blog

2009 J2 第17節 ヴァンフォーレ甲府 対 徳島ヴォルティス

甲府 3-1 徳島 
【得点】 
0-1 佐藤 晃大(前半26分) 
1-1 藤田 健(後半23分) 
2-1 O.G. (後半26分) 
3-1 井澤 惇(後半38分) 

前半は全体的に徳島ペースで進んでいったように思います 
甲府はパスミスが多くみられ、クロスも全く合わず 
前節の積極的な攻撃が見られない状態が続きました 

そんな中徳島の縦ポン(ロングボール)が 
甲府DFの裏へと抜け出したFW佐藤に繋がりそのままシュートを打たれ失点 
臣(山本)の隙をついた徳島の攻撃でした
これは臣がもっと佐藤に付いていれば防げた失点のようにも感じられます 

その後も徳島は倉貫を起点としてボールが回され 
甲府にとっては厳しい展開のまま前半が終了してしまいました 

後半開始となっても徳島ペースは変わらず 
完全に攻め込まれはされないものの甲府攻撃陣に得点の気配のない状態が続きました 

その状態が崩され、徐々に甲府にもボールが回るようになったのが 
輪湖・井澤・松橋と続々投入していった後からです 
輪湖が左サイド、井澤が中盤で駈け回り甲府がゲームを支配できるようになり 
後半23分藤田のややメイン寄りのFKは30~40メートルはあるかという距離から放たれたボールが 
強烈な速度の状態のまま綺麗にゴールへと吸い込まれ同点へと追いつきました 
ブレ球だったのかよく分かりませんでしたが 
久しぶりの藤田の芸術的なFKを見られたように思います 

1-1の同点からペースは完全に甲府へと傾き 
藤田のゴールから3分後の後半26分石原の放ったCKが 
詰めていた松橋と徳島の選手の交錯からオウンゴールを生み出し逆転 

さらに試合終了が近づいてきた後半38分 
輪湖の積極的な攻撃参加からのパスをキムが受け 
最後は井澤が落ち着いてゴール内へと流し込みプロ初ゴール 
この一連のパスと攻撃はさらに得点を奪いに行くという強い意志が見られるものでした 

やや長いアディショナルタイム5分を経て試合終了 
結果は3-1で甲府の逆転勝利となりました 

前半は富山戦のようなミスが多いものでしたが 
後半は素晴らしい攻撃と守備で圧倒した試合が見られました 

さて、これで第一クールは終了しましたが 
まだまだ先は長く、気の抜けない試合は続きます
まずは次節、アウェイ札幌戦から第二クール開始となります 
札幌は順位では中位ですがキリノの突破など怖いものがあるチームです 
しかし、何としても札幌相手に勝ってほしいものです