第67期名人戦七番勝負 第3局 | Mouse unit's Blog

第67期名人戦七番勝負 第3局

△羽生善治名人 ○-× 郷田真隆九段▲ 

お互い居飛車から横歩取りへと動き始まった名人戦第3局 
序盤から中盤は飛車を用い緊張感のある攻防が見られました 

また、中盤は角を打っては角を打ち返し 
さらにはその角を取り合うという相手の出方を窺うような手が続き 
均衡したまま進んで行きました 

こうした中、羽生名人はこの角(後に馬)を上手く使用し飛車の動きを抑えつつ 
攻めにも積極的に参加する駒とさせたことと 
先に攻めたことも含め徐々に有利に働いたように感じました 

▲9六角や▲5五桂により6三への進入を考えた郷田九段を△8五銀等で落ち着いて抑え 
あと一歩のところを攻めさせないまま終盤に入っても 
羽生名人有利は変わらなかったように思います 

羽生名人は龍を作り、さらにはやや手薄な郷田九段の囲いを香車で崩し 
詰めろの状態にあった攻めに郷田九段は120手で投了 
これで羽生名人が2勝1敗とし、勝敗の面でも有利に立ちました 

重要な第3局だっただけに羽生名人、郷田九段両者とも勝ちに行きたかったと思います 
中盤そして終盤の巧さが今局の勝敗を左右したという感じです