目標無き旅人 | 妄想生まれの詩神

目標無き旅人

あなたはどこへ向かおうとしているのだろうか?
答えることは出来なかった。私は風来人だからだ。
旅が終わることは一生ありえない。
死んだ場所が墓場である。でも、魂は旅を続ける。
向かう目的地は存在しない。


それが私なのかもしれない。


などという話を始めにした今回の話は、


あなたは誰を尊敬しているか?だ。
親・親友などお世話になった人を言うかもしれないが、
作家などの創作家としての話である。


大抵の、作家の卵や、ミュージシャン、漫画家、
スポーツプレイヤー、芸能人ETCに話を聞くと
「プロ」として偉大で、影響を受けた人が最低1人は出てくる。


なぜなら、その人をきっかけにプロになろうと決心し、
人生を変えて、目標とし、現在があり、未来があるからだ。


もし、どこかで落胆し、落ち込んだ時に、その人の残した言葉や
作品を見て、気持ちを持ち直す。


人が人であるが故に、人は人に頼る。
人は一人では生きていけない。だから、信頼出来る人がいる。
それが、尊敬出来る人だ。


しかし、私には目標とし、尊敬出来る人はいない。


だから、何回もプロになろうとし、失敗している。


今回、ブログに書こうとした、きっかけは
他でもない。実は、自分の作品だった。


丁寧に日付まで書かれた、その日は2002年まで遡った。


見れば見るほど、単純な思い付きを発展させて
準備周到にも関わらずその作品は、計画だけで終わっている。


そして、次のページをめくると新しい作品に話は移っている。


「この時、もっと頑張っていれば良い線行ったんじゃね?」


あれからたくさんの作品に触れた。
本もたくさん読んだ。知識も増えた。経験もいろいろした。


でも、過去の作品から感じる印象は
前よりも強くなっている気がした。


なのに終わっている。


その時に、私は大事な事を書き忘れていた。


どこかに、失敗し、落ち込んだ時のための言葉が無かった。


目標を失った旅人は、旅を止めて、死んでしまったのだ。


しかし、私の創作家魂は不死鳥である。
死んでも、転生を繰り返し、形態、考えを変えて舞い戻る。
ある意味で強さがある。弱さは、次への強さを生み出す。


旅人は永遠に旅人である。


目的地はあれど、死ぬ場所はない。それが、私だ。