D-デイ:-1.0[マイナスワン]
【あらすじ】
1944年6月5日深夜。米軍第82空挺師団は、ドイツ占領地域に潜入するため飛行を続けていた。彼らの任務は、本隊である1200機の大編隊・空挺部隊のパラシュート降下地点にレーダービーコンを設置し、奇襲攻撃を誘導すること。だがドイツ軍の攻撃で、降下地点が大きく逸れ、生き残った4人の兵士は、目標地点を目指して行動を開始。ノルマンディー上陸作戦開始のカウントダウンが進む中、敵中突破作戦は困難を極めるが…。2025年 83分
例によって『サムネイル視聴』をしてみた。
冒頭の米国パラシュート部隊の隊長の演説がツボにはまり観ることを決断しました。
ところが、24時間後に来るパラシュート部隊の為にレーダービーコンを目的に設置しなければならないという状況。
無事に降下できた隊員で目的地に向かうワケだが、どうにも呑気だ。
草むらに隠れて、急ごう!という割には長々とセリフを言う。
さっさとイケよ!と突っ込みたくなる。
冗長な演出が気に入らない。
ナチ側の将校も、米兵を初めて見た時のリアクションの薄さがアレ?と思っちゃう。
で、さっさと射殺しちゃうし、ナチの将校が無能という演出なら仕方がないが、そんな衝動的な行動をするはずがないだろうとツッコミが入る。
え~、25分くらいかな?
再生を止めました。
劇場で観ていたら迷うことなく退館しています。
タイトルの下の方にレビューがのっていました。
★★☆☆☆が平均値だったか。
ま、そうだろうよ。
戦場に緊迫感がまるで無いんだよ。
無いなら無いで、その理由があればいいんだよね。
たとえば、厳しい検問を抜けた。その次の検問までは何もないだろうと観客が安心している場合だよね。
そういうテンションの時に、状況説明セリフを入れるべきなんだよね。
作戦全体を説明して、現在ここにいて、目的地はここ、そのために我々がどうするべきか。
こういう目的を観客とテンションを合わせないといけないよね。
この監督は、その空気を読むのが下手なのかな?
題材は良いので非常に残念。
予算が無いなら、ごんちだったらこういうプロットにします。
パラシュート部隊の生き残りはたった一人。
目的地へ自力で一目散に向かう。
途中の道路でナチに見つかり襲撃され負傷しつつも、必死に向かう。
とある村で、彼を助けるヒロインが現れ、二人で目的のポイントへ向かう。
なぜヒロインが彼を助けたのかは分からないままストーリーは続く。
彼女の案内した廃墟でポンコツ戦車ヘッツァー(ドイツ製)を見つける。
ヘッツァーは、大口径の砲を持つ駆逐戦車。
彼は整備し、走れるようになる。
給油の村を経由し、隠密にポイント目前まで来る。
村の入り口にパンター2台が警備で陣取っている。
このパンターとの対決となる。
ヘッツァーは、車体が非常に小型で全高が低いため、隠蔽率(見つかりにくさ)が極めて高いです。また、待ち伏せ(アンブッシュ)に特化。
パンターは、強力な「7.5 cm KwK 42 L/70」砲を搭載しており、ヘッツァーの正面装甲(60mm傾斜装甲)を遠距離から容易に貫通可能。
ヘッツァー1台VSパンター2台の、圧倒的戦力差での勝利をしなければイケない。
ヘッツァーの最大の利点は見つかりにくい事。
パンターの正面装甲は厚くヘッツァーの砲弾では貫けない。したがって、側面か背面へこっそり回り込んで砲弾を撃ち込むしかない。
ヘッツァーの作戦はこうだ。
①パンターの正面、視野内に煙を炊き気を引かせ、2台ともその煙へ向かうよう仕向ける。ヒロインが火を点ける。
②同時に、米兵が乗るヘッツァーは移動するパンターの側面へ回り込みエンジンを切る。見つかりにくい。
③1台目のパンターが煙の発生源を調べていると、2台目のパンターがヘッツァーからの被弾で大破。
④慌てた1台目のパンターが転回してヘッツァーのいるだろう場所へ向かう。
⑤パンターが至近距離まで近づくまでヘッツァーはエンジンをかけずにじっとしている。
⑥パンターは砲塔旋回が遅い特徴がある。その弱点を突いて、ヘッツァーはパンターの至近距離へ飛び込む。
⑦ヘッツァーは旋回砲塔を持たない特殊砲塔。戦車本体を旋回させ照準する。パンターの目の前で高速旋回を始めるヘッツァー。それを追うパンターの砲塔。
⑧フィギュアスケートペアのような旋回美。
⑨軽量かつ高速なヘッツァーは、まんまとパンターの背面へ回り込みエンジンに狙いをつける。
⑩本来ヘッツァーは4人乗り。ドライバーをしていた主人公はヘッツァーを止め、大急ぎでガンナーの場所へ移動し砲撃する。
⑪なんと、その渾身の砲撃が外れる!
⑫パンターの遅い砲塔がこちらに向いてくる。
さぁ、このあとどうなる?
登場人物が少ないけど、戦車が三台必要になっちゃうから予算がかかるなぁ。
でも、D-デイより面白そうなプロットじゃないですか?




