YoutubeShortを二時間も三時間も目的もなく観ていたら、”最強のふたり”ダイジェスト動画が目に留まった。

 

アマプラで観た。

 

 

 事故で全身麻痺となり、車いす生活を送る富豪と、図らずして介護役に抜擢されたスラム出身の黒人青年。共通点はゼロ。高級住宅地とスラム、ショパンとクール&ザ・ギャング、超高級スーツとスウェット、洗練された会話と下ネタ、車いすとソウル・ミュージックに乗ってバンプする身体―。二人の世界は衝突し続けるが、やがて互いを受け入れ、とんでもなくユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。

 

 

出来すぎな話だと思ったら実話だという。

 

 

もうね素晴らし過ぎるテーマと内容でした。

ラストシーンは想像がついたけど感動してしまった。

 

 

 

そして考えなければいけないのは、移民問題である。

 

 

 

2011年のフランスでは、アフリカ移民が多すぎると社会問題になっていた。しかし、フランスはマグレブを植民地として統治していた歴史もあり、既にフランス国内には移民が住んでいた。

 

フランス政府は、不法滞在者を強制送還、取り締まりの強化を始めた。国籍取得の基準も厳格化。移民を受け入れるが管理強化を中心として対策が取られた。

 

しかし、現在まで移民の流入は増加。フランスの人口増加はそのまま移民の増加と比例しているという。

 

14年前に適性に法整備をして管理体制がしっかり出来ていれば、現在のフランスのようにはならなかったのではないかと思う。

 

 

この映画は、フランスの富豪とスラム出身の黒人との友情を描いているが、どうしても移民の子孫と受け止めてしまう。

実際、実話は2001年の頃が舞台なので、当時のフランスでは、移民の大量流入よりも既存移民の2世3世の失業や教育格差、差別問題が問題化していた。

 

そして、その年にアメリカでは9.11が起こる。

イスラム系移民が注目され、世界中が移民に対して厳しい目を向けるようになる。

 

そういう社会背景を鑑みて物語を観ると非常に複雑な思いになる。

 

友情は大切だ。

しかし、移民はキチンと規制し管理しなければ日本もフランスのようになってしまうと。

 

知らない俳優、フランス語で観ると先入観が全くないのでスッと物語の世界に入り込めました。

そして、ストーリーの組み立ても抜群でした。

 

 

コメディ要素がふんだんに取り入れられているが、2025年に観るには素直に笑えないなぁハッ