アマプラで、1950 鋼の第7中隊を観た。
もうとんでもない映画!
国共内戦後に帰郷した人民志願軍・第9兵団第7中隊長の伍千里(ウー・ジン)は、兄の百里が戦死したことを両親に報告する。間もなく中国が朝鮮戦争に参戦し、千里の休暇は取り消され、再び従軍することに。弟の万里(イー・ヤンチェンシー)も一緒に行きたいと願うが、千里はそれを許さなかった。おりしも1950年9月、朝鮮戦争に介入した米軍を中心とする国連軍が仁川に上陸。第7中隊に戻った千里は、そこで自分を追って入隊した万里の姿を見つけ愕然とするが、その揺るがぬ意志を目の当たりにし、彼に銃を渡す。前線へ無線機を届けるよう命じられた第7中隊は、米軍の容赦ない爆撃にさらされながら過酷な行軍を続けるが……。
Part.2も凄かったけど、Part.1も良かった!
1949年に立国したばかりの中国。
隣国で朝鮮戦争が起こり、そのまま連合軍に中国が攻め込まれるのではないかと危機感をもち、北朝鮮を支援して正規軍を投入した。
アメリカの最強部隊を追い返したという実話を元に製作されている。
いやぁ~、もうお金のかけ方が全然違う!
カット数の多さといい、1カットの要素の多さといい、火薬の多さといい、CGの多さといい、世界経済のトップに君臨する国の制作した映画は凄いね。
この映画のテーマも、愛国最強を歌ってますもんね。
2時間55分、土地の名前が出てくたびに地図を確認するために何度か一時停止した以外は止めずに一気に観てしまった。
すごい映画です。
前段で出てくる大砲隊の隊長が、観たことのある俳優だなぁと思って調べてみたら、レッド・クリフの趙雲を演じた胡軍(フー・ジュン)だった。
胡軍
男前だなぁ~♪
そしてそして、アメリカ軍の戦車が沢山出てきます。
この戦車が恐らく・・・
M26パーシングだと思います。
Wikipediaの写真がこちら。
履帯カバーが付いていませんけどM26です。
車体の下部に脱出ハッチが設けられている。
そこを狙って爆薬を仕掛けるという描写もキチンと描かれています。
戦闘の細かいディティール描写が素晴らしい。
M26が登場しますが、この戦闘では真冬の山岳地帯での戦闘をする事になります。
機動力が不足していて故障が頻発したとの記述もありました。
アメリカ陸軍史上最大の敗走と言われた史実を映画化。
素晴らしいね。




