2025年1月29日に、下條アトムさんが亡くなりました。
お悔やみ申し上げます。

ごんちが下條アトムさんとロケをご一緒した時のことを追悼の気持ちを込めて懐古する。
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30年くらい前のことなので、かすかな記憶を繋いでいきます。
下條アトムさんとロケをご一緒したのは、フジテレビの2時間特番の1つのコーナーでした。
ごんちはカメラマンデビューして3年目くらいで、ノリノリな頃でした。
まだフジテレビは河田町にありましたね。
「下條アトムさんがお一人で西伊豆の雲見温泉(確か💦)を旅する」という内容だった。
雲見温泉の前フリを撮って、公共の露天風呂よ撮影となった。
そこで問題が起きた。
入浴シーンでは、タレントさんは水着を着用するものです。制作は当然用意していた。
ところがその水着を見て下條さんが難色を示した。
というのも、若いADが用意したと思われる水着は明らかにスクール水着

他の水着は用意していないし、朝早いから買いに行くわけにもいかない。渋々下條さんはスクール水着を着てタオルを腰に巻いてお風呂へやってきた。
温泉の実況レポートをする前に、段取りの確認をしているときに下條アトムさんはごんちに声をかけてきた。
下條「水着を用意してくれたのは嬉しいんだけど、ボク俳優だからさイメージって大事じゃん♪ね?そう思わない?カメラさん♪ この水着が見えちゃったらさ♪ね?」
と、にこやかに話した。
そうか、と気づいた。
撮影現場は公共の露天風呂ですから、他のお客さまがコチラを注目している。下條さんの水着着用を分かっていても、どんな水着を着用しているかがバッチリ見られてしまう。
お客さまに、自前の水着だと勘違いされてしまう可能性がありますよね?男前の中年俳優がスクール水着を履いていては変だ

下條アトムさんはそれを危惧されていたのです。
このロケは、マネージャーさんが同行されていなかったので、現場でのクレームはご本人が伝えなければならない。そこを、やんわりと遠回しに伝えるという事で下條アトムさんのお人柄が分かりました。
ガミガミ怒鳴り散らすベテラン俳優がいますので、ごんちはこの対応に驚いたものです。
つづく

