昨今のテレビでは、話しているコメントに合わせてテロップフォローが入る事が多いですね。


これは、字幕放送しか楽しめなかった年配者や難聴者にはありがたいことです。


しかしですね、実際話している言葉ではなくて違う文字に代えて表示されることがある。



一例を挙げると



すごい美味しい!

と、話しているとテロップでは


すごく美味しい!

となるはずです。


話している言葉とテロップ表記が合っていないことになります。一度意識してテレビをご覧になられるとわかりますが、テロップは100%後者の書き方です。


なぜそうなるんでしょうか?

すごい美味しい!を分析してみましょう。




おばけキラキラ




すごいは形容詞。

美味しい!も形容詞です。

こういうのを連用装飾と言います。


すごい+形容詞・形容動詞

堅苦しく書くとこうなります。



すごい速い!

すごいカッコいい!


など、昨今は当たり前のように話しますね。話して一向に構わないんですが、すごくを使うのが伝統的な日本語であると考えられています。


すごい+形容詞・形容動詞は、やや俗的な表現であり、話し言葉であるとされています。




おばけキラキラ




口語文語の話もしましょう。


口語は話し言葉。

文語は書き言葉。


口語は、流行り言葉や世論を描写しているもので時代で変わりますので直す必要はありません。

文語は、正しい日本語を書くものなので不変でなくてはなりません。




おばけキラキラ




こういった観念から、テレビでは正式(伝統的)な日本語表記をしましょうとなっています。

だから、話している言葉とテロップ表記のズレが生じているんですね。



ただ場合によっては、すごい+形容詞・形容動詞がそのままテロップになることもあります。


すご〜い!!(間)綺麗な景色〜!

と、間があれば連用装飾にはなりませんし、話し手の感動などを伝えるために敢えて口語のままテロップ表記することもあるようです。これは、番組の意識次第ですかね?



また、すごい+名詞は自由に使って良いです。


すごい山!

すごい人!

すごい麺!


ね?

大丈夫ですよね。



でも、最近の口語すごい美味しい!って話すより


チョー美味しい!とか、

マジ美味くね?っていうのが普通ですかねぇ〜おばけキラキラ


この時期の牡蠣フライは、すごく美味しいおばけキラキラ

※ごんちはブログで「美味しい」というワードを使わない主義になりました。例えで書いてみました。

くれぐれもすごい+形容詞・形容動詞の場合は気をつけましょうおばけキラキラ