この記事の続きです。
深夜に翌日のロケバラシの連絡が入り、キャンセル料を頂戴しました。
お金のことは置いといて、T君が心配です。
何か事故にでもあってしまい、業務が出来ない状態なのだろうか?
Pに伺うと、Pも詳細を聞かされていないという。
どうやら制作会社上層部で話が回っている段階のようで、末端には情報が降りてきていないようだ。
一週間後だっただろうか、T君の状況が噂話のように聞こえてきた。
【噂話1】演出部の上司と揉めている
【噂話2】その上司がT君の社用スマホを取り上げ外部への連絡をさせないようにしている
【噂話3】素材管理部を通さずに勝手に撮影素材を持ち出した
【噂話4】制作会社が契約している編集会社以外で編集作業をした
【噂話5】やらかした事が重大過ぎて制作部から法務部へ異動になった
【噂話6】すでに解雇前提の処遇を受けている
驚くことに全部真実だそうだ。
10日後くらいにT君からLINEの返信が来ました。
そこには、異動になった事。迷惑をかけてすみませんと言う事。以後連絡は取れませんと言う事が書かれていました。
と言うことは、コチラから連絡するなと言う意思表示と捉えました。
残念ですが、T君とのお付き合いはここまでとなりました。
さて、今回の経緯説明をします。
この制作会社は、大変な大手。
社内ルールが厳しく設定されている。
撮影素材に関しては、管理部の確認がないと持ち出すことが出来ない。
自宅で編集をすることは可能だが、許可が必要だ。
さらに編集に関しても、対会社で契約している以上、そこの編集会社を使わなければならない。
おそらくT君が懇意にしている編集オペレーターがいる他社で本編集をしてしまったのだろう。
その事を、会社には秘密にしていたのが発覚してしまったと言うことだ。
中途採用のT君だからこその行動だったのだろう。
いい編集をしたいと思えば、気心知れた編集マンとやりたいのは理解できます。
が、内緒にしちゃったのが良くないです。
おそらく、外部発注の許可が出ないだろうとの判断がそうさせてしまったのだろう。
制作会社としては、信用のおけない中途ディレクターには用はない。
真っ先に解雇だろう。
会社の恩情で、いきなり解雇はせず法務部へ異動させ、T君が退職願を出すことを待っているのだろうと思われます。
正直、T君が制作部に居ても居なくても会社は回りますからね。
この事態で、ニヤリとするのは外部のディレクター陣。
席が1つ空くんですからね
ごんちは彼らとも取引があるので、変化がよく分かる。
この事態で、困っているのがごんち。
T君からの指名で毎月3日はロケが入っていたのですが、ゼロになりました
エライコッテス!
6月は暇です
スケジュールの隙間に六月の風が吹いています。
と言うことで、ラーメン旅に出ました。
それはまた書きます。