鯵の干物を食べると緑茶でさっぱりしたくなるなぁと再確認したゴンチです
今日は、テンガロンハットを買いに上野へ。
高架下の商店街の一角にあった。
狭い間口から店に入ると、初老の店主が見える。
70代後半かと思われる。
おそらく彼が店主だろう。
「テンガロンハットを買いたいのですが」と声を掛けると
「うん、これなんかどう?」
と、レスポンスが速い。
HPでも商品知識に自信があると記載されている。
本当だと思った。
彼が勧めてくれたのは、黒いオーソドックスなテンガロンハット。
被って鏡で自分の姿を見てみた。
その様子を見ていた店主は「うん、被れているよ♪」と言った。
ん?
なんだろうか「被れているよ♪」とは。
ニュアンスで想像したんだが「似合っているよ」という事なんだろうか。
鏡に映る自分を見て、ハットのトップが高いと感じた。
「トップが低いタイプはありますか?」と尋ねると「はい、これ」
と、迅速な対応(笑)
被ってみると自分の顔とのバランスがイイ。
店主が「背が高いし、被れてるよ♪」と言った。
ああ、よいしょして買わせようとしてるんだなと思った。
ま、それは置いといて、このテンガロンハットが気に入ったので買うことにした。
ゴンチ「これがいいです。えっと・・・」
店主「こちらです」
と、棚に貼ってある価格を指さした。
16800円!
ムムム!
高い!
どうしたものか💦
値切れるものなのか?
思い切って超自然な演技をかましてみた。
ゴンチ「あっ!💦 高いですね・・・💦」
すると店主の表情が曇った。
ゴンチはそれを見逃さなかった。
店主「ん~💦 じゃ、15000円でいいよ♪」
ゴンチ「え~!いいんですかぁ~♪」
店主「うん。いいよ。」
やったー!
へへへ、上手くいったよ。
学校で学んだ大仰な演技じゃなくて、超自然な演技を目指いていたゴンチの真骨頂です。
ま、表示価格なんてあってないようなものなのは百も承知していますよ。
でも、店主が負けてくれた心意気は素直に嬉しいのですね。
売り上手と買い上手。
店主とゴンチのどちらが上手(うわて)なのか分かりませんけどね(笑)
表示価格から1800円も負けてもらったゴンチは、新品のテンガロンハットを被って気分良くアメ横を歩く。
すると豆屋さんの声が聞えた。
ゴンチ、ミックスナッツが大のお気に入り。
この豆屋でミックスナッツが安ければ買っても良いかなと店先で足が止まる。
そして、売り子の兄ちゃんの口上を聞いてみた。
売り子「これと、これと、これと、これと、これで、1000円!」
え!?
五種類の豆をまとめて1000円だという。
や、安い!
売り子の手元を見ると「殻付き落花生」が含まれていた。
ううん、好きじゃないんだよなぁ~と言うと、フライビーンズと取り換えてくれた。
なんてざっくりしたサービス!
深大寺参道の店ではありえないざっくりビジネス。
即決で豆類を購入♪
こりゃお得な買い物ができたとホクホクして帰宅して袋を開けてみると
カシューナッツ・アーモンド・ハニーピーナッツ・フライビーンズの他に、柿の種がサービスで入ってました!
この6種で1000円!!
上野ってお得な街ね♪
来週も行こう♪