ワタシ昨年5月にバンドを組みました。

生涯で4度目のバンドです。

 

1.同じ高校の同級生で組んだバンド ドラム担当

2.高校の後輩たちとフォーク・バンド ベース担当

3.他校の同級生にスカウトされたバンド ドラム担当

4.現在のバンド ベース担当

 

先日、新しくベースとヴォーカルの弾き語りユニットを組みました。

 

現在のバンド活動に支障なく新ユニットをやっていきたいので、現バンドのLINEへ事の経緯を書いた。

 

したら、メンバーは快く承諾してくれました。

 

というのも、この弾き語りユニットのヴォーカルは、現バンドのタンバリン担当なんですね。

カラオケで彼の歌い方に味があって面白いなぁと思っておりました。

 

現バンドでは、メインヴォーカルとして女性(25歳)が居りますので彼は、タンバリンと動画撮影スタッフのようなポジションで参加してくれていたんですね。

 

 

ようし、みんなが承諾してくれたから頑張るぞ~と思ったら、タンバリンの彼がLINEに書き込んできた。

 

タンバリン「上手く歌えるか自信はないですけど、せっかくなので真面目に取り組んでみます。ただ、懸念しているのは使えないヴォーカルだったとゴンチさんが気づいても、現バンドのメンバーでもありますので引っ込みがつかなくなることです。ダメだったらスパッと解散しましょう」

 

 

ううむ。

ただベースと歌で遊ぼうよってノリのつもりで誘ったのに、こんなに真剣に考えてくれていたんだと頭が下がる思いがしたんです。

 

 

 

 

ふと、タンバリンが以前ワタシに話してくれたのを思い出した。

 

タンバリンは、高校生の時に同級生ロックバンドのヴォーカルとしてスカウトされたそうだ。バンドのメンバーは本格志向で洋物ロックのコピーをやりたがった。

タンバリンは、洋楽に疎くて彼らに合わせようと頑張ったが不適合の烙印を押されてしまい、バンドを首になってしまった。

 

そんな過去があると、音楽を楽しむどころか不適合と言われないようにしなきゃという思いが先に立つのだろう。

 

 

 

さらに、現バンドのギタリストMも以前のバンドでの冷遇を話してくれたことを思い出した。

そのバンドにはカリスマ性のあるギターヴォーカルがいたので、Mはリズムギターとして誘われたんだそうだ。

 

「演奏を間違えるな」

「次の練習までにコレをマスターしておけ」

 

など、カリスマからの要求が凄まじかったそうだ。

プロでも何でもないアマチュアバンドなのにだ。

そして程なく彼は脱退してしまった。

 

 

 

ワタシの周りには、バンドで挫折を感じた人が多いのです。

ワタシはただ音で遊びたいだけなんですよね。

 

そんな風にメンバーに伝えると皆さんホッとした顔をします。

 

 

ですが、バンドですからみんなで演奏を合わせるわけですから多少は知識と練習は必要ですよねとも伝えています。

 

 

 

 

現在、ママドラムが息子の受験でお忙しいのでバンド活動は休止中です。

ママドラムから朗報が届くのをメンバー全員首を長くして待っているんです。

 

新ユニットは来週に初練習します。

 

課題曲は世良公則の「銃爪」

練習しなきゃ💦