ワタシ注目のスズキ・ジムニー5ドア♪
インドで発売というニュースがあったので読んでみた。
スズキのインド現地法人マルチ・スズキは2023年6月7日、新型「ジムニー5ドア」を発売しました。
カッコいいなぁ~と写真を見ていたらハッとした。
外観から内装まで、画像が全部CGだと💦
いったいいつごろからこんなことになったんだろうか。
単純にクルマのデザインや仕様をわかりやすく伝えるのは変わらなくても、写真の撮り方やページのデザイン、人物の扱いなど、新車のカタログは時代を写す鏡だったりする。
ちなみに人物で言うと、以前であればタレントや歌手、俳優などが出てきていたが、今ではほとんど見かけなくなってしまった。権利やコストの問題がメインなのだが、不祥事リスクもあって、何かあった場合回収もあり得るだけに、最初から使わないほうがいいという判断もあるようだ。
■自由度の高いCGを駆使することで、クルマのもつ世界観を表現しやすい。
■ロケをするコストを削減できる。
■スクープ事故を防げる
CGが使えない頃は、発売前のクルマを実際にロケ地に運んで撮影していたことから、その際にスクープ写真を撮られることがままあり、実際に問題になったこともある。
現在はリアルに撮影した写真をそのまま使うことはなく、CGが当たり前の時代になっていると言っていい。2018/11/19
そうか、2000年くらいからCGが多用されるようになっていたんですな。
CG化になった理由は大変合理的で納得がいきます。
しかし、車をフィルムで撮っていたカメラマンの仕事は消滅したことになる。
*画像クリックで参照サイトへ
大判カメラと言われるもので、35mmフィルムの13倍の面積のバカデカいフィルムを使って車の写真を撮っていたと聞きます。
大判カメラは、レンズとフィルムしかない単純な装置です。
そして、アオリという特殊な事ができるカメラでもありました。
アオリと言うのは、レンズとフィルム面の一部分を近づけたり遠ざけたりすることなんですね。そうすると、任意の場所にピントを合わせたり外したりが自由自在にできるんです。
車のカタログ写真をよく見てみると、斜め前から撮っているのになぜかフロントグリルが大きく見えていたり、車の細部までピントが合っていたりします。35mmのカメラではすべてにピントを合わせることは不可能だと思います。
大判カメラはイメージサークルが広いので出来たんですね。
*画像クリックで参照サイトへ (注)撮像素子→フィルムに置き換えてください。
完全アナログカメラなので、絞り・シャッタースピード・ピントはすべて撮影技師の技術に委ねられます。
つまり、だれでも撮れるものではなかったのです。
訓練し勉強しやっと使いこなせるものなのです。
デジタルカメラと画像編集ソフトが流行りだすと、中盤カメラ撮影技師は必要なくなりました。
そして今は、デジタルカメラマンも必要なくなりました。
画像生成ソフトを使える人だけが残りました。
さて、AI画像生成ソフトで作られたアイドルの写真集が販売中止になりました。
買っておけばよかったと後悔してまさかまだ販売してないだろうかと探したらあったんです!
あれ? なんか顔が違うなぁ。
こりゃ別人じゃ!💦
全然違うAIアイドル写真集だ💦
ロケに行かなくていいし、カメラマンも雇わなくていいし、メイクもロケドライバーも要らない。
安い写真だわ。
人間のグラビア写真集の10分の1の価格じゃないと納得いかんね。
でも、人間のグラビアもかなりCGで修正してるけど・・・





