最初に結論を書きますと
「気が散る要素が満載で途中退席しました」
上映時間ギリギリに劇場に入ると、先客は14人。
ヤバいなぁ。
クソ映画の予感がする。
とはいえ、楽しみにしていたククルスドアンの島。
是非楽しみたい!
楽しみポイントしては、
アニメの新しい技術が使われているかな?と期待して視聴開始。
冒頭の格闘シーンはハイスピードで見せ場を作ることに成功していて
うんうん!いいぞ!
画が綺麗だし、コマが多いと丁寧に描いているのが分かっていいなと。
しばらく観ていくとCGがちょいちょい出てくる。
ガンペリーとかね。
一方、キャラクターは手描き。
手描きの良さは「省略の美学」だと私は言い切ります。
CGは細部まで描いちゃうんですけど、手描きはデフォルメと省略ができます。
ああ、手描きの画がいいなぁと思いながら観ていきます。
ところが、画はいいんだけど気が散るのが設定。
まずね、ドアンの島は戦中の重要拠点です。
しかも自給自足のはず。
なのに子供たちが超豪華な食卓を囲んでワイワイキャアキャア。
おやっと思うよね。
その理由付けのシーンがない。
はい、気が散る。
それに、子供の数。
テレビシリーズだと4人。
今回は10人以上。
おいおいドアン。彼らを養うにしては畑が少ないだろと気が散る。
そして、アムロのテンション。
捕虜になっているのに危機感ゼロ。
「ボクのガンダムを返してください」とか呑気に言っている。
「今は戦争なんだよ!」と、母親の前でジオン兵を撃ったアムロと同一人物とは到底思えない。
こういう設定の甘さに気が散るね。
さらに登場人物。
スレッガーが飄々と出てくる。
ん?
あんたまだ出番じゃないでしょ?と。
スレッガーは、テレビシリーズの31話で登場し、36話で戦死する。
本来ならリュウ・ホセイがいるハズなのに居ない。
リュウは20話「死闘!ホワイトベース」で負傷し、21話で戦死する。
これを知っているので、おやっと思ってしまい気が散る。
*映画の前半しか観ていないのでリュウは、映画の後半では登場して活躍しているかもしれませんね。
さらにさらに、声優。
ドアンの声が玄田哲章に激似なんです。
私にはそう聞えた。
スレッガーも玄田哲章?
被ってるじゃん~。
声優誰なの~?と、気が散った。
そしてですね、脚本なのか演出なのか分かりませんが
とにかく、話の進みが遅い!
一時間までイライラしながら子供のはしゃいでいる動画を観せられました。
子供用の映画のテンポなのかな?
もうこうなってくると、おしっこ行きたいなとか思っちゃう。
クソ映画確定です。
一時間過ぎに、ドアンの隠していたドックで話が少し展開したところで退席。
もういいや。
この先どんなドラマが待っていても興味が無い。
普通の映画なら、前フリの一時間をワクワクドキドキさせながら観せるものでしょ?
それが出来ていない演出家の後半の物語を観たいとは思わないですね。
悪い予感が的中してしまいました。
安彦良和氏は監督としての評価はありません。
それはこういうことだったんですね。
観るものを夢の世界へ連れて行ってくれない監督なんです。
非常に残念です。
アニメだからこうでしょ?的な安易な思惑がプンプンする。
巨匠。残念で仕方がない。
巨匠が書いた「マイバックページズ」にもあるが、
アニメーターを嫌々やっていて、宮崎駿に負けたとアニメ界を去り、
小説家の真似事をし、漫画家の方が偉いと言われたくて漫画を描く。
晩年、再度アニメの監督をやる。
行き当たりばったり、中途半端な姿勢がこの作品から感じられます。
当たり前だけど、
アニメが好きで好きで好きで好きで
監督やりたくて監督やりたくて監督やりたくて監督やりたくて監督やりたくて
っていう人が作った映画の足元にも及びません。
1900円返して欲しい。
