宝田明さんとの思い出はたった一つ。
宝田明さんの番組「アメリカの夜」の撮影に参加したこと。
1991年10月16日から1992年3月までフジテレビの深夜番組放送枠『MIDNIGHT TV+』で放送されたバラエティ番組。
映画技法を紹介する番組でした。
宝田さんは元気いっぱい番組MCを演じられていました。
カッコよかったなぁ。
背が高くてすらっとしてて。
立ち回り、所作、身のこなしが美しい。
それに声がイイ。
当時音声マンだった私。
いい声を直に聴いてました♪
すべてが一流でした。
これが本物の俳優なんだと思いました。
完璧にセリフが入っているので、現場で台本を見たりしませんでした。
最近、木村拓哉さんが現場で台本を見ないということが話題になりましたが、宝田明さんもそうでした。
俳優とはそういうものなんですよ。
本物の俳優とは、すべてを把握して演技をして観る者の感情を揺さぶるんです。
宝田明さんは凄かったです。
ロケにもたくさん出ていただきました。
番組制作費の大半が、映像使用料と宝田明さんのギャラに使われているのだろう。
現場の技術はカメラマンと音声の私だけ。
スタッフが少ない割には、ロケに行ったりスタジオにセットを組んだり頑張っていました。
この番組を通じていろんな映画技法を勉強することができました。
今の私の仕事に役立っています。
宝田明さん。
ありがとうございました。
安らかにお眠りください。