先日、長くレギュラーをいただいているボウリング番組の収録がありました。
女子プロボウラーが1dayトーナメントを戦い抜いていく様子を、魅力的にお伝えする番組です。
5台の中継カメラを使用してスイッチングしています。その他ENGカメラが5台。
撮影前に機材のセッティングが終わり、技術スタッフと制作スタッフが一同を介して打ち合わせが行われます。
撮影の前には必ず行うルーティンですね。
打ち合わせの進行役は毎回、演出の方が行うものです。
今回の進行役はいつもの演出の方の上司の方がやりだしました。
おや?と思っていると、驚く話をされました。
聞けばいつもの演出の方が大病を患ってしまい、今回から上司が演出を担当しますという話。
どうやら脳梗塞らしい。現在、麻痺の残る身体でリハビリに励んでいるということらしい。
現場で仕事できる状態ではない。
大病された演出の方は、私より5歳は若いはずです。
脳梗塞や心筋梗塞などは、年齢では分からないものですね。
無事にリハビリをされ現場復帰されることをお待ちしております。

さらに年齢を気にすることがありました。
中継カメラの1台を担当されているカメラマンがスッと私に近づいてきて
今月で定年退職することになりました。いろいろお世話になりました。後輩たちが頑張っていきますので今後ともよろしくお願いしますと。
ええっ!?定年?
そうか、そういう年齢なのか!
確かに、私より5歳は年上だと思われる。
彼は、中継を主とする撮影技術会社の重鎮だ。
定年とかなんとかとかそんな話を言われたことがなかったので、あとで思えば不躾な質問をしてしまった。
今後はフリーでおやりになるんですか?と。
カメラマンは廃業されるとおっしゃった。
寂しい。
確かに、60を過ぎてフリーのテレビカメラマンは過酷すぎると思う。
仕事内容が限られるでしょう。
私も他人事ではない。
そうすぐそこに定年という文字がある。
フリーカメラマンに定年の文字はないのかもしれないが、確実に廃業は近づいている。
その先、何をしていったらいいんだろうか。
まるで絵にかけない。
いろんなことがあったボウリング中継でした。
