T-34 レジェンド・オブ・ウォー
監督 : アレクセイ・シドロフ
この映画、監督名から分かる通り【ロシア映画】なのです。
ロシア映画は「戦艦ポチョムキン」以来じゃないかな?
外すと嫌だなぁと思いつつも、劇場で見た予告編で驚いたT-34の戦闘シーンが観たくて購入しました。
案の定ハマってしまった。
昨年から戦車のオンラインゲームを始めていたのもあり、CGを駆使したリアルな戦車戦描写に大満足です。
戦車映画は、
- パットン大戦車軍団 1970年製作
- 監督:フランクリン・J・シャフナー
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- 以来です。パットン大戦車軍団はパットン将軍の半生を描いたアカデミー賞7冠の壮大な戦争映画。
- アメリカ(パットン将軍)対ドイツ(ロンメル元帥)の戦車戦を描いていますが、戦車戦のマニアックな戦闘描写が無く、ちょっと物足りなかった。70年当時は物凄い描写だったんですよね。
- T-34 レジェンド・オブ・ウォーは、ロシア(ソビエト)対ドイツの戦車戦です。あらましなどをざっくりと。
- 【あらまし】
- 第二次大戦下、ソ連の新米士官イヴシュキンは初めて出撃した前線で惜しくも戦いに敗れ、ナチス・ドイツ軍の捕虜となってしまう。戦車の指揮官であることがわかると、収容所で行われているナチスの戦車戦演習のため、ソ連の最強戦車T-34を操縦することを命令される。イヴシュキンは、同じく捕虜になった仲間たちと隊を組み、T-34の整備と演習への準備期間が与えられた。しかし、その演習では弾を装備することは許されず、ひたすらナチスの戦車軍から逃げ惑うことしかできない。命令に背いても、演習に出撃しても必ず死が待っているのだ。しかし、男は仲間のため、そして収容所で出会った愛する人のため、あまりにも無謀な脱出計画を実行に移す。たった4人の捕虜が、ナチスの軍勢に立ち向かう。果たして、決死の作戦は成功するのか―!? 公式HPより引用
- 捕虜になるシーンと脱走するシーン、物語の重要なところで戦車戦が行われるのです。その構成は最高です。
- ソ連の新米士官イヴシュキン操るT-34とは、ソビエト最強の戦車でした。細かい問題点はありますが映画を観る上ではソビエト最強の戦車だと認識していただいたら楽しく観れます。
- 捕虜になるシーンでは、T-34/76mmに搭乗しています。この戦車は視認性能が悪かったらしく、一方、イェーガー操るⅢ型戦車は視認性に優れていたそうです。劇中でイェーガーに回り込まれてしまい被弾します。
- この対戦ではⅢ型戦車に分があるのですが、イヴシュキンのポテンシャルの高さによって戦闘結果は相打ちに持ち込みます。
- しかし、捕虜となってしまいます。
- イヴシュキンとイェーガー因縁の始まりです。
- 映画を楽しむために戦車の情報をさらに
- 戦車というのはそもそも、鋼鉄でボディが覆われています。弾丸に当たっても平気なようにね。でも、全部分厚い鋼鉄にしてしまうと重たくてノロノロとしか動けなくなります。車体の重さで分類して
- 重い 重戦車
- ↓ 中戦車
- 軽い 軽戦車
- という呼び方になり、それぞれの戦車には役割があります。
- 【重戦車】 ノロノロ動き、最前線へ行き、沢山の弾丸を跳ね返し、でかい大砲で敵の戦車の足止めをする。
- 【軽戦車】 装甲を薄くし、小さく軽い大砲を積み、速度が出せるので偵察が主な任務。
- 【中戦車】*T-34とパンターはここに属します。
- 装甲もそこそこ、大砲もそこそこな装備なので、最前線へ行くこともあり、偵察をすることもあり、遠方援護をすることもあるバランスをとることができる。実際の戦場では、中戦車が主に活躍していたようです。
- 1943年のT-34の生産量は1300輌/月だったそうですから物凄いですね。ちなみにトヨタ・プリウスの平成11年の生産台数と同じです。
- 登場する戦車は以下の通り
- 【捕虜になるシーン】 T-34/76対Ⅲ号戦車
- 【脱走するシーン】 T-34/85対Ⅴ号戦車(パンター)
- *映像からⅢ号戦車のバージョンが分かりません。
- *パンターのバージョンも映像から判断できませんでした。キャタピラカバーはG型なんですけど、ハッチや砲塔が違うようです。おそらく当時の最新型のG型ではないでしょうか。
- 戦車内部は狭く、スコープ、運転のためのレバー、無線機、砲塔、砲塔を回すためのハンドル、そして砲弾。
- 本編では、戦車の内部がああなっていて、戦闘中はこう動いて、着弾したらこうなるのかというのが緻密に描かれております。
- 戦車に乗っている気分が味わえます。
- ぜひぜひご覧ください。
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