霜月に詠む歌 - 手塩にかける -松の葉に川の流れる音聞きて 暮れゆく空の朱桃色かな---- 星の降る 霜月夜を独り歩き君浮かべては 独り笑みする--手塩にかけて 結ぶおにぎり美味しくて空澄み渡る 午後の風かな兄弟の猫のようにぞ戯れる君との時間 尊き々き掛け軸の如く茶器や壺の如く後世に遺るモノ作りたし花見つければくんくんと蝶見つければヒョイヒョイと戯れる猫のやうに生きたしシナモンの香り 無邪気に爽やかに大人の甘さ ひとときの幸(香)