バイクに乗って25年になるが、こんな経験したことがない。
まさに天国から地獄。
というよりも、天国から地獄を経由し、行き着くところは。。。。
バイクに乗って25年になるが、こんな経験したことがない。
まさに天国から地獄。
というよりも、天国から地獄を経由し、行き着くところは。。。。
xsr700を納車して初めて高速道路走行した。
福岡から熊本までの距離にして約70km程。
1時間弱の高速道路旅。
まずは、xf650と比較してどうだろう?
良くも悪くも、とても似ている。
エンジンは単気筒と二気筒の違いがあるので、
当然、xsr700はググッと時速100kmまで加速していく。
xf650はどうだったかというと、
単気筒なのでパワーバンドを繋ぎながら頻繁にギアチェンジが必要にはなるが、
ドドドーーと加速していた。
時速100kmからの加速感も同じで、
xsr700は時速40kmからの加速感と同様に100kmからもググッと加速する。
xf650も時速100kmからの加速感は同じで、ドドドーと加速するが、
6速のパワーバンドがその辺りからなので、あっという間に限界を迎える。
ただ、どちらもここまでの速度は必要無いので十分な走りだ。
エンジンの巡航速度もxsr700もxf650も時速100kmといったところだと思う。
時々、危険回避等の追い越しも十分にできる性能だ。
では、DartsのMarlinの効果はどうだろう?
一般道ではその効果をあまり感じることはできなかった。
時速100kmでも激しい風を感じることは無いが、それなりに風を受ける。
若干の効果はあるということだろう。
ちなみにxf650は大きなカウルが着いているので、
時速100kmではほとんど風を感じることなく、快適に走れる。
ただ、それ以上の速度となると、厳しい。。。。
ヘルメットと体に風が激しく当たり、
それに抵抗するべく体に力が入る。
30分も走ると腰が痛い、、、、。
xf650もカウルはあったが、高さはなかったので、
時速100km以上は風が当たる。
総じて、xf650とあまり変わらない。
Dart Marlinが無いと、もっと風が当たると思うので、
それなりの効果はあるのだと思う。
欲を言うと、もう少しスクリーンの角度を大きくし、
風を払いのけるような構造だとより風を回避できるのではと思う。
このバイクの乗り方は街乗り中心、時々高速といったところか。
私のバイクライフには丁度良い。
停車の際に生じるカツンとフットブレーキを突き上げる現象。
少し整理すると、
①ある程度スピードが出ている状態で前後輪のブレーキをかけながら、
②ブリッピングでエンジンブレーキを効かせると、
③金属同士が接触するような振動で1回のみカツンとフットブレーキを突き上げる現象
以前のxf650ではこの様な現象はなかった。
xf650とxsr700で大きく異なる装備はABS。
しかもフットブレーキへの違和感なので疑わしい。
ただ、リアタイヤがロックする程の急ブレーキでは無く、
同じ感覚でフットブレーキをかけてもABSは作動しない。
フットブレーキとブリッピングでエンジンブレーキを併用した際に生じる。
ABSに関して少し調べてみた。
急ブレーキをかけた際にタイヤがロックするのを感知し、
ブレーキフルードの油圧を調整するのがABSらしい。
エンジンブレーキにブレーキフルードは関与しないのでABSが作動しないようだ。
しかもABSが作動すると「ガッ、ガッ、ガッ」と断続的にブレーキがかかるようだ。
③の1回のみの現象とは異なるが、ABSが怪しいので、
まずは、xsr700のABSがどんな感触なのか確かめる必要がある。
車がいない広い駐車場である程度のスピードからフットブレーキを強く踏んでみた。
「ガッ、ガッ、ガッ」
おっと、確かにABSが作動した。
調べたとおり、フットブレーキが断続的にON, OFFするようだ。
ただ、生まれて初めてのABS。
肝心のフットブレーキへの感触を感じる程余裕が無かった。
ABSの様子はわかったので、次は足に集中し、再度テストする。
「ガッ、ガッ、ガッ」
ん!?この感触は、、、
金属同士が接触するような振動がフットブレーキを突き上げてくる。
恐らく、同じ振動だ。
ただ、ABSは断続的に一定時間続くが、今回の現象は1回のみ。
カツンとくる振動はABSで間違い無いようだ。
再度、確かめるため、同じ強さでフットブレーキをかけて、
ブリッピング+エンジンブレーキの有る無しでABSの作動を確認してみる。
やはり、フットブレーキのみではABSは作動せず、
ブリッピング+エンジンブレーキを併用すると1回のみ作動する。
ABSの作動機構について、もう少し調べてみると、
タイヤの動きは前後の車輪の回転数をセンサーで読み取り、
その違いを認識してABSが作動するようだ。
つまり、フットブレーキONとタイヤ前後の回転数の違いの条件が揃えばABSが作動する。
エンジンブレーキではABSが作動しないのは、
タイヤ前後の回転数の違いを認識してもフットブレーキONの信号がないからだろう。
逆に言うと、フットブレーキON(急ブレーキでは無くても)の状態で、
エンジンブレーキが原因によるタイヤ前後の回転数の違いを認識すれば、
ABSが作動すると考えられる。
試しにフットブレーキをかけながら、
強めにエンジンブレーキがかかるように運転してみると確かにABSが1回のみ作動する。
弱めにエンジンブレーキをきかせるとABSは作動しない。
ではなぜ、1回のみABSが作動するのか?
これは想像になるが、エンジンブレーキはギヤ(タイヤ)の回転数と
エンジンの回転数が一致すればブレーキがかからない状態になるので、
一瞬ブレーキがかかる(タイヤ前後の回転数に違いが生じる)が、
直ぐに解除されるため、1回だけABSが作動するからではないだろうか?
従って、今回のカツンとくる振動は、
フットブレーキをかけながらエンジンブレーキが強めに作用した際に
ABSが一瞬作動したことが原因だとわかった。