2010年 ITデスマーチ案件、そして転々としたインテリアデザイン事務所 | 今日の勇気

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33歳、在宅ゆるゆる仕事。都内に夫と4歳娘と3人暮らし。
仕事、育児、パートナーシップ、日々の勇気を綴るブログ。

2010年 
インテリアデザイン事務所になかなか就職できないので、高価格案件のWEBプログラム/デザインのフリーランス案件をとってくる。
 
2〜3ヶ月WEB関連プロジェクトでがっつり稼ぎ、翌月から2~3ヶ月、超薄給または無給のインテリアデザイン事務所のインターン、オープンデスクの繰返し。
 
ぱっと見はいい(そこそこの高学歴、大学院で面白い研究)ので、日本ではかなり有名なデザイナー事務所のもとに出入りはしたが続かなかった。
 
一瞬で終わった事務所もカウントすると6人のデザイナーのところに出入りした計算になる。
 
だが、スタッフにアイディアを求める機会はほぼなく、ひたすらボスの手となり足となり、図面とCGパースでアイディアを形にしてあげるスタイル…正直私には無理だな、と感じた。あと、ちまちました作業は向いていないと思った。

そしてだんだんと、アトリエ系(有名デザイナー個人経営)インテリアデザイン事務所の実態もわかってきた。
 
薄給すぎて実家から仕送りをしてもらいながら働くスタッフ、妊娠直前まで頑張っていた女性スタッフが流産した話などをたびたび聞くようになった。
 
時折事務所に送られてくる見積もりFAXをチラ見しながら、デザイン料の名目に唖然。業界の構造的問題とか、悔しいが安くコキ使える労働力の必要性など察した。
 
このまま本当にインテリアデザイン事務所に就職していいか悩みに悩んだ末、webで稼ぎ(ライスワーク)、インテリアは細々と続ける仕事スタイルが自分には合っている気がすると考えた。

一方、フリーランスでとってきた比較的高価格のWEB案件は、しかし蓋をあけると、
現場常駐、これぞ噂のザ・デスマーチ!
 
大規模なシステム開発案件が多く、契約延長を懇願されるもぶっちぎりで逃げ切ったほど壮絶な環境もあったが、色々な意味で勉強になった。

1つだけ良かったのが、当時話題のAR系ベンチャー、セカイカメラをリリースした頓知に一瞬だけ常駐できたこと。シリコンバレーで果敢に会社を起こし続けるシリアルアントレプレナー井口尊仁CEOに個人的にお話を聞けたのはよかった。スタートアップ云々をもっと聞けばよかったが、テクノロジーと人との距離感、哲学めいた話が面白かった。