六国見山から覚園寺(2024.1.5) | 心はいつも散歩人

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鎌倉を代表する名仏 薬師三尊像の拝観と山歩き

 

【山名】六国見山147m,勝上嶽(しょうじょうけん)展望台【社寺】鷲峰山(じゅぶせん)覚園寺  

【月日】2024年1月5日(金曜日)【天候】雲り後晴れ15℃

【行程】北鎌倉駅7:26~六国見山展望台7:54/7:58~今泉台6丁目公園8:33~勝上嶽展望台8:50/8:58~覚園寺分岐9:08~覚園寺9:25/9:46~鶴岡八幡宮10:11~鎌倉駅10:27(10km、13,100歩)

 

年初めの山歩き、定番の六国見山から覚園寺(かくおんじ)のコースを歩いてきた。覚園寺は年始の間、薬師堂本堂の随時参拝が可能となる。鎌倉を代表する名像と言われる薬師三尊と十二神将が自由に拝観できるのだ。これを楽しみにここ数年間、毎年初歩きはこのコースを歩いている。

今年は西方向の空は曇りがちで、残念ながら六国見山展望台や勝上嶽展望台からの富士山は望めなかったが、覚園寺の素晴らしい薬師三尊と十二神将をたっぷり拝観してきた。

 

覚園寺は鎌倉幕府二代執権北条義時により、1218年に建立された薬師堂が始まりとされる。寺院は谷戸の奥に位置し、豊かな自然に囲まれている。若宮大路や鶴岡八幡宮の賑やかさとは別世界の趣だ。茅葺の薬師堂の中には素晴らしい仏像が鎮座している。正面には、鎌倉を代表する名仏と言われる本尊、木造薬師三尊坐像。脇侍を固める日光・月光菩薩坐像は何か語りかけてくるような眼差しだ。そして左右には等身大の十二神将像が立ち並び、鋭い眼光で見下ろしている。中尊薬師如来像は頭部のみ鎌倉時代、体は南北朝時代。脇侍の日光・月光菩薩坐像は室町時代、仏師朝祐の作品とのこと。このような姿を作り上げた仏師朝祐とはどのような人だったのだろう。たくさんの仏像に囲まれた素晴らしい空間を独り占め…、今年も良い時間を過ごすことができた。

 

 

↑北鎌倉駅下りホームの臨時出口から出発、住宅街を進みます

 

 

↑階段を上り、さらに住宅街を進むと六国見山の登り口、森林公園入口に到着です

 

↑笹竹の中、階段状の山道を登って行きます

 

↑10分ほど登って六国見山の展望台に到着です

 

 

↑先客は高校生グループと単独の登山者です。西側方面は雲で富士山は見えません

 

↑大島が薄っすらと見えました

 

↑北東側には横浜のビル群が見えます

 

↑展望台から今泉台へ向かう途中の六国見山の標識、こちらが山頂です

 

↑今回も今泉台六丁目公園へ、ここから天園ハイキングコースに登ります

 

↑天園ハイキングコースの覚園寺分岐です。勝上嶽(建長寺方向)へ向かいます

 

 

↑弘法太子像、岩場を上った所に鎮座しています。そして途中の十王岩です

 

 

↑勝上嶽展望台にやって来ました。勝上嶽から箱根方面の展望、富士山は見えません

 

↑天気がよい時の勝上嶽からの富士山展望(2022.1.4)です

 

↑眼下には建長寺の伽藍が見えます。大きいです

 

↑ハイキングコースを覚園寺に向います。切通しも歩きます

 

↑車道に出た所に案内板の地図がありました

 

↑覚園寺へやって来ました。山門です

 

↑覚園寺の説明板、創建1218年という古刹です。谷戸の奥に位置し静かな所です

 

↑山門から境内に入った所に覚園寺の説明図がありました。その中の境内図です

 

↑初めに愛染堂に参拝です。元は覚園寺近くにあった大楽寺(だいらくじ)のお堂で

覚園寺に移築されたとのこと

 

↑本堂薬師堂へ進みます。ここから撮影禁止です

『覚園寺の茅葺の本堂(薬師堂)内の木造薬師三尊坐像など素晴らしい仏像です。撮影禁止ですので<新TV見聞記のHP>,<ブログ情報>を参照して下さい』

 

 

↑鎌倉駅へ向かう途中で鎌倉宮へ参拝、鳥居横では河津桜が咲いていました

 

↑鶴岡八幡宮へやって来ました。源平池です

 

↑賑やかな鶴岡八幡宮です

 

↑参拝客で賑やかな若宮大路を歩いて鎌倉駅に到着です

 

↑この日の歩行コース図、約10kmでした

 

↑参考の標高図です

3時間,13100歩の山歩きと覚園寺の仏像拝観メモでした。お付き合いありがとうございました。