九品仏の浄真寺へ参詣散歩、広い緑の境内で心地よいひと時
【社寺】九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ) 【場所】東京都世田谷区奥沢
【月日】2021年10月23(土曜日) 【天候】晴れ19℃
この日、自由が丘へ出かけた。九品仏の浄真寺を手始めに、付近の社寺を参詣散歩しようとやって来たのだ。自由が丘を7:45に出発、西方向へ10分程ブラブラ歩くと浄真寺に到着する。好きなお寺だが本当に久しぶり、コロナ禍の巣籠で2年ぶりくらいだろうか。広々した朝の境内には銀杏やカヤの木が聳え、緑が気持ち良い。参詣者も三々五々でお堂に参詣したり散歩を楽しんだりだ。
浄真寺には9体の阿弥陀如来像が安置されている。このことから浄真寺は九品仏と呼ばれる。このような九体阿弥陀が完全な形で安置されているのは、他に京都の浄瑠璃寺しかないとのこと。浄瑠璃寺の九体仏は本堂に9体が並んで安置されているが、浄真寺では本堂に対面して3つの阿弥陀堂があり、それぞれに印相の異なった3体、合計9体の阿弥陀如来像が安置されている。9体の阿弥陀如来像はとても大きく見事な姿だが、この日は早朝のためか阿弥陀堂は閉まっており、扉のガラス越しに拝観した。また九品仏大修繕事業を実施中で拝観できない阿弥陀堂もある。本堂も閉まっており、ご本尊の釈迦如来像も拝観できなかった。ただ雨上がりの境内でのひと時、心安らぐ空気を味わうことが出来、満ち足りた気持ちの浄真寺だった。
↑自由が丘駅を出発します
↑西方向へ進み、九品仏浄真寺の参道入口へやって来ました
↑気持ち良い参道を進みます。緑が多く松やケヤキの巨木が聳えています
↑参道には庚申塔など石仏が祀られていました
↑浄真寺の総門です
↑総門の近くに創建の由来が記されています。江戸初期の開山、奥沢城跡にできた浄土宗のお寺で境内は12万平方mの広さです
↑紅葉で有名な境内ですが、カエデはまだ青々しています
↑緑の参道の向こうに仁王門が見えます
↑仁王門です
↑右側の仁王像、阿形像です
↑左側には吽形像です
↑堂々とした鐘楼です
↑鐘楼の説明です
↑仁王門の近くに置かれた石仏です
↑本堂脇にはイチョウの巨木が聳えています
↑銀杏がたくさん実をつけていました
↑本堂です
↑本堂の説明です
↑本堂には御本尊の釈迦如来像が祀られています(2017年7月の写真)
↑本堂に対面して三つの阿弥陀堂(三仏堂)があります。写真は三仏堂の中央のお堂で上品堂(じょうぼんどう)です
↑上品堂は閉まっていましたが、窓越しに阿弥陀如来像を拝観できました。各お堂には三体の阿弥陀如来像が安置されています
↑本堂の横には石庭があります
↑浄真寺の参詣を終わり、塀沿いに進んだ後等々力の玉川神社を目指します
(九品仏浄真寺への参詣メモでした。お付き合いありがとうございました)