【短歌】備忘録1/11〜1/20 | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

わたしにも名前があるのに〇〇の奥さんとしか呼ばれない日々(1/11 名)


OKかNGかよくわからないあなたの口にする大丈夫(1/12 OK)


ねずみいろの雲からねずみが抜け出せば雨はこんなに透明だった(1/13 鼠)


味噌汁は豆腐とワカメだけでいい後はお前の笑顔があれば(1/14 後)


泳ぎ方を忘れたように目を閉じる灯りの落ちた部屋は海原(1/15 部)


真っ黒な雑巾がある真っ白な時も雑巾だったのだろう(1/16 雑)


シャッターがまた一つ閉じ穴あきのチーズみたいな昼の市街地(1/17 チーズ)


鯨だと信じて食べていた何か 知らなくていい真実もある(1/18 鯨)


ホロホロと陰りゆく街 幸せの数だけ増えた寂しみもある(1/19 陰)


周到な計画だった頑丈な楽器ケースの中であなたは(1/20 周)