ライブ483 その2/富山 古本なるや(w成宮アイコ)(18/11/11) | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

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短歌作ったり詠んだり読んだり。
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そんな感じにフリーな人の雑記です。

古本なるや。
今年オープンした駅前の古本屋さん。



当日だけ、古本なるみや(笑)




古本屋さんに共通してある、柔らかな温かみみたいなものってなんなんでしょうね。本の質感や茶色い棚や電球によるものでしょうかね。



扉の向こうにおられた店主もまた柔らかで気さくな人。人情味といいますか。
なんかズルい感じといいますか(笑)

企画者の翔太さんにとって、何かピン!ときたのだろう。金沢石引パブリックがあってからの計画を考えても大変に納得のできるピン!であるし、素敵なご縁だと思う。

前半はオープンマイク。
9人、思い思いの形で言葉を口にしておられました。それは全て、その時限りの作品で、とても尊いものでした。
今まで言えなかったことや、敢えて言わなかったようなことを、文字におこすこと、人前で話すことって、やはり勇気のいることです。それを淡々と読み進めていく人も多く、逆にグッときたりする。

僕らは久しぶりのロングセット。
楽しかったです。
お客さんとの距離が近いのはとても良いもんです。

(SET LIST)
①されど、望もう/Hello,The New World!
②戦わない日の歌
③美しい自尊心
④人生に於いて/ひとりぼっちずつで手をつなごう
⑤青山ソロ
⑥僕たちが優しくなるためには
⑦わたしが優しくなるためには
⑧みちしるべ
⑨無言の機関銃/新しい炎

En.
再会の歌


企画者、山口翔太氏が「新しい炎」が好きであることを教えてくれていたので。
久しぶりに無言の機関銃を。
最後のアドリブ合戦、あれはやっぱり怖いです(笑)
もともと決めていたセトリの順番も、急に本番中に変更したり(成宮アイコの気まぐれ 笑  これはびっくりした)なんどかとってもライブ感のあるライブだった気がするし、やはり、この古本なるやという空間の良さにも後押しされたような感もあり。お客様も真剣に聞いてくださっていて、ありがたかった。

ライブ後のフリートークも良かったですね。オープンマイクに参加しなかったお客様も含めて、フリートークと交流会がクロスしたような雰囲気になり、皆様、自分の話を聞かせてくれた。現状、過去、焦燥、希望、失望…涙を流しながら語る人もいた。それを皆で頷きながら聞く時間そのものが愛だったように思います。

ここに来ることが出来て本当に幸せでした。帰り際、なるや店主の「この店を作って本当に良かった」という言葉が、今回の企画の大成功を表していたし、ここまでのものを作り上げた山口翔太さんの力に拍手であり感謝です。



店主はサックス奏者でもあるそうで。
必ず共演しましょうの約束をしました。
なので、来年、またきっと会えるでしょう。

心から行きたいという気持ちで来た場所は、また心から絶対に帰りたい場所になりました。
本当にありがとうございました!