【短歌】幸せの秋(180916〜180930) | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

一房でふさふさになる幸せの秋 紫の夜明けが来るよ


雲だけが空の全てをかくまっているかのような通り雨の日


真夜中の動物園の不可思議を探ってみたいと思いませんか


重要な点がどこだか解らないまま取り敢えず赤ペンを引く


地下鉄をゴウゴウと吹き抜けていくそれは決して強くない風


ありふれた言葉の端々に見える心配性のあなたに私


書きかけの手紙を幾つ引き出しに眠らせたまま過ごす週末


君のそのネックレスって付ける人を選ぶよねっていう褒め言葉


リフォームをしているらしいお隣の顔を一度も見たことがない


神社には台風が来て偉そうな賽銭箱を荒らそうとする


白無垢に笑顔は似合うあなたにはそうでなくても笑顔が似合う