【歌詞】遠いようで近いところに | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

野原を駆けて
森を抜けて
哀しみも霞む
強い風の日

塵の中であなたは
根も葉もない噂をすいこんで
少し大袈裟なくしゃみをしながら
それでもここまで

潮流に乗って
砂漠を抜けて
躊躇いを煽る
強い夏の日

怪我をしないように今日を越えて
気付かない間に国境を越えて
あまりにも眩しい朝が来たら
思わず目を閉じちゃうよ
だけど、だけど

波の中であなたは
渦を巻いて塩を飲みこんで
少ししょっぱい顔をするけど
どうにかここまで

モニターの前で誰かが
ふわふわの日常にあくびをして
どうも私には関係無いや、って言うような顔をするけど
それすらどこまで

思いを知って
思いを越えて