【短歌】言の葉を枯らさぬように | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

言の葉を枯らさぬように絶え間なく循環させている血と涙


雨宿りしてたら自動ドアの開く仕方ないから肉まんを買う


教科書に踊らされてる僕たちの動脈は赤 静脈は青


ロジックを積み重ねるのが趣味だっていう奴、俺に近づくなかれ


コーヒーにタバコの煙が絡まって苦味と嫌味の並ぶ食卓



夏休み色の二の腕 ペリペリと剥がれ行くのは何度目の海


漕がなくて良いよね今は下り坂 乾いた喉を風で潤す


汗拭う涙は落ちる一瞬の夏に蹴られる甲子園の土


残暑まで待てない秋の何某が懐狙い飛ばす広告


夕焼けの帰り道 今日は肉じゃが 手を繋ぐ影 合わせて三つ


向日葵と太陽 あなたの微笑みをどちらに例えれば良いでしょう

{F22A835D-7D56-42B0-ABD0-4881C6F2723E}


沢山の凄い人が身近にいて、そういう人に肩が触れる度に自分の半端さを嘆く、みたいな日々があったりして。

視点や観察眼、表現力。
まだまだ平凡だなと感じています。

自分の表したいこと。
例えば「今日の空は綺麗」であることを言いたいとしてね。それをそのまま「今日の空は綺麗」と言う事にはあんまり意味がないわけですね。
それを何十通り、何百通りの描き方が出来るか、ってのが大切なんですよね。そのボキャブラリーみたいな物はどんどん広げていきたいし、いかなければと思っています。

まだまだであります。