【短歌】立ち止まる 歩き出す | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

踏切がなくなってから立ち止まることを忘れている下北沢


なんとなくちゃんと明日は来るような気がしてるから二の足を踏む


スノーマン 視線の先には温かな暮らしがあった また会う日まで


縁起だけ良くても困る 相槌を打つフリをして茶柱を折る


頬杖の先に眠れる日常は誰にも注ぐ希望なんだろう


鉛筆の先が丸みを帯びたのでそろそろテスト勉強止めます


柊は冬のお便り 赤い実をくすぐる指にそっと淡雪


窓枠をはみ出すくらい暇だから君の飴玉一粒もらう


跳ねている雨粒よりもしたたかにレインブーツを履いて踊ろう


愛情に気付いてほしいその為にその為だけに引き金を引く


田舎には静かな空がありました ふわりと揺れるシルクの空が

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やまとうた投稿+α。
1月あたりのやつ。

大分暖かくなりましたね。
桜も咲き始め(^^)

ゆらりゆらりと形を変えて
それを日常と名付けながら
のらりくらりと歩いて行く
僕らであります。

あくびしながら
春に近づくのです。