【短歌】「願わくば、今」 | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

二つとない哲学を教えてくれた君に告げよう「願わくば、今」

 
言い訳の手掛かり探す午前四時シャットダウンの足掛かり無し


遠くなる 君はあまりに早過ぎて俺にはとても追いつけないよ


思いつく限りの嘘や言い訳を湯船の上で温める夜


味覚など己が為の道標誰の批判も崩して進め


「古都古都♪」と歩けば香る趣は煮込み深まるシチューのようで


窓を打つ雨粒幾つ味わえば涙の余韻消えるだろうか


曲がり角ブレーキ痕は乱暴に憂の類を落として去りぬ


風吹けば石の転がる音がする僕の心は更地になった


取り敢えず頑張る姿を見せますがお前はいつもカメのちウサギ


切れ味の悪い「ごめん」で錆び付いた2人 危険な夜のキッチン


0点のテスト用紙を鍋敷きに使った 焦げた 超怒られた


{8F4155D4-B9F8-4846-9E30-71BF420A8A2E:01}

昨年10月~11月頃に投稿したやまとうたの歌達。幾つかは推敲しました。

先日、というか現在進行形ですが、初めて短歌初心者向けの本を読みまして。凄い深いしおもろいですね。
言葉の魅力にとりつかれております。
何より、これは歌詞にも生きる。

画像は等々力渓谷。良いところです(^^)

一気に寒くて文字打つ手が言うこと聞きません…(T_T)