短歌研究10月号で、「★が付きました、やったね*(^o^)/*」という記事を書きましたが。
その短歌研究、うたう☆クラブの中に、選者と自分と、双方向でやり取りをし推敲を重ね、よりよい短歌を目指してみませう、的なコーナーがあるわけです。
今回は横山未来子コーチ。
今回、それに選ばれてしまいまして…(*_*)
なかなか大変でした。
けど、自分が歌詞で使っているような表現を褒めてもらえたのは素直に嬉しかったし、言葉一つで世界って変わるなと改めて感じることのできる良い経験にもなりました。
折角なのでそのやりとりを載せたいと思います(^^)
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第1回
【投稿作】
僕の手を君に教えて歩きたいこの街路樹が熱を帯びたら
【先生より】
「僕の手を君に教えて歩きたい」は、手をつないで歩きたい、ということかなと思いました。「僕の手を」だけだと少し漠然としているので、もう少しディテールを表現できると、さらによくなるのではないでしょうか。
【先生より】
「僕の手を君に教えて歩きたい」は、手をつないで歩きたい、ということかなと思いました。「僕の手を」だけだと少し漠然としているので、もう少しディテールを表現できると、さらによくなるのではないでしょうか。
下句の「この街路樹が熱を帯びたら」から、なんとなく手のぬくもりは感じられますので、温度以外の情報をなにか加えてみても面白いかと思います。
【僕の心ん中】
選ばれるとは…いやぁ、正直めんど(ry
ディテール、ここにディテール加えんのかぁ…うーん
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第2回
【改作1】柔らかな君の手を繋いで歩く熱を帯びゆく街路樹の下
【改作2】街路樹が熱を帯びたら歩きたいゴツゴツとした左手、君と
「この街路樹が熱を帯びたら」は紅葉していく様子を表現したいるつもりであることを伝える
【先生より】
「この街路樹が熱を帯びたら」は紅葉のイメージだったのですね。夏になるようなイメージかな?と思いましたが、このままで面白いと思います。
改作2は「ごつごつとした」「左手」などのディテールが出てきたのがよいですね。原作の、自分の手を君に「教える」という表現が魅力的だったので、ぜひ生かしていただきたいなと思います。
【僕の心ん中】
「教える」が魅力的だなんで、そんなそんな(=´∀`)人(´∀`=)(←少し調子乗った)
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第3回
【改作3】街路樹が熱を帯びたら教えたいゴツゴツとした左手、君に
【改作4】ゴツゴツの左手君に教えたいこの街路樹が熱を帯びたら
【改作5】僕にだけ教えて欲しいその華奢な右手 街路樹熱を帯びたら
「歩く」を無くし「教える」だけにしても手を繋いで歩きたい、ということまで想起出来るかどうか聞いてみる。
【先生より】
「歩きたい」は、やはりあった方がいいと思います。原作の「教えて歩く…」という流れが、手を繋いで歩く様子を思わせますので。
「左手」と「ゴツゴツ」の両方があると31音に収まらなくなってしまう場合は、「左手」の方を残してはいかがでしょうか。自分の左側を相手が歩いていることが想像できて、とてもよいと思います。
【僕の心ん中】
えっ、ちょ、そしたら…
「街路樹が熱を帯びたら」
「教えて歩く」
の2つを残すって…殆ど変えられるとこないじゃん!(笑)
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第4回目(最終)
【改作6】左手を君に教えて歩きたいこの街路樹が熱を帯びたら
【改作7】左手を君に教えて歩きたい熱を帯びゆく街路樹の下
【改作8】街路樹が熱を帯びたら左手を君に教えて歩きたいんだ
めぐりめぐってほぼ原作に戻ったが、改作6が一番わかりやすいでしょうか?と問う。
どうなのどうなの??
【先生より】
そうですね、やはり原作のリズムやことばの流れを生かした改作6が、一番しっくりするようですね。
「僕の手」を「左手」に変えたことで甘さが抑えられ、代わりに、手をつなぐことや並んで歩くイメージがはっきりしたのではないかと思います。愛誦性のある一首が完成しましたね。
【僕の心ん中】
なかなか難しいもんだ…(*_*)
でも褒めてもらえたから良かった!
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ってな感じでした!
高みを目指してるわけではないですが、歌詞につながるものはやはりあるので、表現ってもの、もっと磨いていけたら良いなと思います!!
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