【歌詞】yellow leaf | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

確率20%の強い雨に打たれ
逃げるように君と走った夏の終わり

千切れて行く雲の向こう側から
顔を覗かせる夕闇は秋の始まり

波は行く
光が閃いたとしても
留まれず
憂いが隙を突く

水溜まり踏んで空が弾けたなら
散らばった月の船に乗って
見事渡りきってやろう
季節の変わり目
いつも君と僕は同じ空の中

確率50%の分かれ道
君と僕は選んだ 別々の意志で
だから全部が正しかった

涼しくなってきて木々は色付いてゆく
深まる秋の気配を伝えてる
過去とか未来とか
実はよく解らないけど
明日君と僕は違う空の下

ほら、また雨の気配
朧月が心を照らすから
確率100パーセントだ
秋の終わり

水溜まり出来た
空が笑っていた
僕は揺れていた
思い切り踏んだ!

水溜まりにほら 寂しさ溶かしたなら
舞い散った黄色い小船に乗って 
見事渡りきってやろう
光陰矢の如し
そうだ君と僕は同じ時の中

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自主弾き語り作品「酔いどれピアノ旅日記」より3曲目。

あまりライブでも披露していない曲。
僕っぽいといえば僕っぽい曲だし歌詞なんですが、なんとなくどこか影に隠してしまっている曲です。

歌詞と曲とピアノ、全部一緒に作って行きました。秋に向けて。

別れの曲なんですよね。
だけど意外と前向きな「僕」
寂しいけど、次に目が向いている。
これ、僕の歌詞に出てくる主人公の心情というか、性格としてはかなり珍しい。
だから、なんとなく自分で「異質」だと感じているのかもしれません。

散らばった月の船。
舞い散った黄色い小船。
夏から秋へ。

渡っていく。

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自主制作1st mini

酔いどれピアノ旅日記 ~その1~

 

1.雨上がりの庭で

2.声を聞かせてグライダー

3.yellow leaf

4.揺れる言の葉、門をくぐって

5.幻の隣に


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