【歌詞】風凛歌 | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

やわらかな空の下
夕風が通り過ぎる
商店街、交差点
通り雨、動くドラマ

どこか懐かしい 
ぼやけた視線の先には

宵の空、はぐれ雲
彩られた景色がある
そしてまた知らぬ間に
木の葉はくるり宙を舞う

2時間ほど前のこと
暗闇が剥がれ落ちて
掴めぬ光を手に
ゆっくり動き出すドラマ

何処へ向かうのか
吸い込まれるような気分

旅立ちは、明の空
淡い夢が舞い踊る
この町に響き渡る
チャイムと歌と笑い声

この坂を登りきると
昨日とは違う景色がある
少しだけ臆病な
この心は迷っている

流れゆく真昼の空
信号を待ちながら
耳を澄まし、見上げている
風の行方を追っている

どの空も、どの風も
それぞれが動き出す
そしてまた知らぬ間に
木の葉はくるり宙を舞う


{1851BC64-560E-46BC-A9E7-96ED2E2E5498:01}

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アルバム「ふと、よみがえる」4曲目。
アルバムの中で一番古い曲で、僕の持ち曲の中でもかなり古い。
歌を作り始めて2番目に出来た曲です。
だから…21歳の頃かな?

この時期はとにかく模倣からはいるしかなかったもんで、こういう曲を作れたらいいな、という頭の上で曲作りしとりました。

この曲はakeboshiの「leaf on leaf
8分の6の爽やかな雰囲気に憧れて制作した曲です。

歌詞のモチーフは近所なんです。
今は無くなってしまった食品スーパーから伸びていく商店街。
夏は緑が、秋は赤黄色が美しいこの道。
優しい歌を目指しました。

風景をただ書きたかったわけではなく、
「それぞれが動き出す」ということ。
全ては個の集合体なんだよなぁって。

美しいばかりじゃないし
躊躇いや悩みも沢山あるけれど
それも全部必要なんでしょうな。

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1st full album ふと、よみがえる


{8CB23547-C0E2-4D6C-94E3-E342CE6F20BF:01}

1.顕ちくる

2.街の記憶

3.止まらない、止められない

4.風凛歌

5.calm town

6.透明な夜

7.酔いどれ月夜に逃避行

8.ようこそ

9.新しい炎

 

※現在はライブ会場、ホームページ

より販売しております♪