【歌詞】街の記憶 | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

退屈でスローな始まりでも
光が闇を包み込めば
街は動き出す

君が越してから
随分景色変わったよ
賑やかになればなるほどに
寂しさ増えてくよ

時は廻るというけれど
あの日々には戻れない
茶色いベンチにランドセル
小さな公園の記憶

二人で落書きをしたブロック塀
窓から見えた麦畑
今は工事中

君は元気かな
どんな景色見てるのかな
周りについて行くために
手放したものもあるよ

時の流れに揺られて
思い出の場所も彼方
金木犀の香り立ち込める
木造校舎の記憶

君のいない景色にも
随分馴染んでしまったよ
酸いも甘いも見てきたし
なんだか不思議だよ

時は廻るというけれど
あの日々には戻らない
熱を帯びて行く街路樹のトンネル
遊歩道の記憶

時々夢が叫ぶけど
昨日には帰れない
重たい荷物と夕間暮れ
君に手を振った最後の記憶

この街に根付いた記憶

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アルバム「ふと、よみがえる」2曲目。
この曲は完全に曲先行でした。

ある企画ライブで、1曲は新曲をやろう!みたいな話になって、前日になっても歌詞が出来てなくて焦って急ピッチで作った歌詞。

これを作った頃、自分の住んでいる地域の環境が随分変わった時期で、その時の思いが反映されているように思います。

きっとこれからも変わり続けるけれど
その中に確かに変わらないものがあるよ。

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1st full album ふと、よみがえる


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1.顕ちくる

2.街の記憶

3.止まらない、止められない

4.風凛歌

5.calm town

6.透明な夜

7.酔いどれ月夜に逃避行

8.ようこそ

9.新しい炎

 

※現在はライブ会場、ホームページ

より販売しております♪