19年 | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

あれから19年が経つ。



あの日は今日みたいに寒かったんだろう。
僕は小学生で確かな記憶って殆どないんだけど、両親の実家は兵庫だから心配でならなかっただろう。



防ぐことは出来ないけれど、備えることは出来る。
人間はきっと、覚えておくことよりも忘れていくことの方が得意だ。記憶は薄れゆく。



こういうことがあったよね。
ではなくて。
こういうことがこれからも起こりうることを忘れてはいけない。



でも考え過ぎも良くないんだなと思う。
自らガレキを作りにいくのは
少し辛くて冷たくて重たい。



今日まで生きて来られた。
素敵なことだ。
日々悩んで迷って挫けていようとも
それは素敵なことだ。



あれから19年が経つ。
大阪も兵庫も、今では表にはそんな面影を見せない。
でも何処かで、重く影を潜めてるんだ。



生きていく意志。
今日も。

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