新しい炎 手記

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「ようこそ」からの流れでこの曲を最後に持ってきました。
ライブではあまり最後にやったことは無く、寧ろ最初にやることの方が多い曲です。
ただ、アルバムの最初にするには少し大きいというか重たいかなと思って。
最後にどっしり構えてもらう形となりました。
ライブを始めた翌年、偶然にも誕生日にライブをする機会に恵まれました。
普通のブッキングライブだったんですけど、本当に偶然。
そのライブで初披露した曲です。
誕生日に向けて1曲書きたいな、と思って作り始めて、
思いのほかあっさり出来た曲です。曲も歌詞も早かった。
だけど、作り終えた達成感みたいなのも最初からかなりありました。
この曲はきっとこれから歌い続けるんだろうな、と自分の中で最初からそう思える
ありがたい曲でした。
初披露の時もかなり反応が良くて嬉しかったのを覚えています。
歌詞はザックリ言ってしまうと「愛」ですが、
どうとっても良いと思う。
友達でも恋愛でも親子でも人類でも、
大切な人に向けた贈り物、という意味合いと、
また新しい一年を迎えられた喜びを歌っています。

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自分の曲で珍しく転調が無い曲で。
バンドでのまとまりも凄く早かった覚えがあります。
静と動の切り替わりとかキメはそこかしこに出てくるんだけど、
最後に行くに連れて高まってくる熱量みたいなもんがあるかなと。
少しだけアウトロが長いのですが。
アウトロなんて聴かないよ、なんて人も沢山いるとは思うのですが、
個人的には大サビからアウトロまでの流れが凄く大好きなので、
どうか耳を傾けてやってほしいなと思います。アルバムの終わりだし(笑)
レコーディングに関しては僕がピアノでただただ苦労してました(笑)
いつも歌いながら弾いているから、歌とセットで覚えているところが、
ピアノだけになると全然違うこと弾いている、ってのが後に聞き直して発覚したり。
基本はC調(黒鍵が出てこない)ですから、弾きやすいんですけど、
いや、なんかわけ解らなくなってました。
そう言う意味で歌もなんか難しかったです。
自分にとって少しだけ高いんですよね、キーが。
ピアノ弾き語りだと勢いで行けたりするんだけど、
歌だけになっちゃうとあれこれ考えちゃったり、
最後の方に歌録りをしたこともあって少し疲れた(笑)
この曲で終わり、再び「顕ちくる」に戻ってもらって終了。
というのは個人的な希望なのです。
「顕ちくる」って目立つ曲じゃないから。
全部聴いた後にもう一度聴いてみてください。
きっと印象変わると思います。きっと。
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album ふと、よみがえる
2014年1月15日(水)一般発売!
¥1800(税抜)
ふと、よみがえる/青山祐己

¥1,890
Amazon.co.jp
1. 顕ちくる
2. 街の記憶
3. 止まらない、止められない
4. 風凛歌
5. calm town
6. 透明な夜
7. 酔いどれ月夜に逃避行
8. ようこそ
9. 新しい炎
Vo.Pf.Cho. 青山祐己
Ba. 小倉怜
Dr. 中村正人(M-1.3.5.6.7.9)青山倫也(M-2.4)
Via.手島宏夢
Per.澤野貴義
recorded and mixed by 浅田将助
photo : 越田優子
design : 行達也