思い出は生きている | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

目の前に当たり前のように見えていた観覧車がとうとう見えなくなってしまいました。
鉄パイプと青いビニールシートの組み合わせって物凄く雑な感じがして嫌いです。

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そして、とうとう近所のスーパー、昨年9月に閉店した丸正も、次の店舗が決まったようで、工事が始まりました。

「街の記憶」という曲はそんな中で生まれた曲で、思い出と、それでも進まなきゃならない寂しさを描いています。

自分の歌詞って、結構小物というか、名詞が出てくることが多いのですが。
この曲は特に多い。

誰もが必ず使ってきたものや見てきた風景ってあるじゃないですか。
そういうのって、大人になって使わなくなった今、目に入ると蘇ってくるものがあるというか。

この曲の中では「ランドセル」「校舎」「金木犀」「ブロック塀」なんかが生きてる。
手放してきたものをこうやって曲の中で蘇らせられるのって素敵なことだと思いません?

解雇主義じゃないけど、僕の曲は幾つかそういうのがあります。
そういうのって歌う気分によって特に歌い方が変わる。
歌いたくない時もあるんです。
歌うことで変にぼーっとしてしまうことがあって。

4年間で100曲くらい作ってきて、もちろん全然やってない曲もあるけど。
歌詞を見るとふと歌いたくなる時も珍しくないのです。

今年はアウトプットして行きたい。
形にして。
楽しみ楽しみ。