見ていたそれは僕の初めて眺めた水平線雲間に溶けてくカモメの群れをさらにその向こう側を君はずっと見ていたの波の飛沫の中で少し聞き取りづらかった君の夢の話にどうにか笑顔で頷いた始まりの合図がぶわっ、て鳴いて真昼に浮かんだ弓張り月を彼方に浮かぶゆらゆらを僕はずっと見ていたの