2008年9月 西穂高独標
週末、西穂高独標に行ってきました。
先日購入したテント泊セット一式を試したかった週末。
しかし、天気は基本的に『雨』。
だからといって、諦めきれるものでもなく、それほど素直に『予報』を信じられるわけでもなく。
テントはとりあえず置いておいて、もともとこの週末には、「上高地→岳沢→新穂高→奥穂高」に行こうと思っていたので、妥協点としては、「穂高近辺でテント泊の練習」。
ということで決めたのが、西穂高独標。
何が良いか?というと、
① ロープウェイを使えば、宿泊目的地(西穂山荘:2,385 m)まで1時間30分で行ける。そして、天気が良ければ、西穂高独標(2,701 m)まで、そして天気が長持ちしそうならば、調子に乗って西穂高岳まで行けてしまうっっ
② 山荘の目の前が幕営所
①に関しては、さすがにいつも背負っている重さの約2.5倍の重さになるので、長時間歩く自信がなかったことに加え、テント泊経験者の弟を連行するにあたり、登りが嫌いな弟に配慮したためです。
(1日目)
7:50
午前3:30から車を飛ばして、7:50新穂高ロープウェイ駅に到着。
8:30の始発の第1ロープウェイに乗って、あっという間に鍋平高原駅。そして、しらかば平駅に歩いて移動して、第2ロープウェイで西穂高口駅。
全部で20分程度で標高が一気に1,117mから2156 mに。
1000 m以上も登ってます。便利な世の中です。
ちなみにこの時点では、青空が見え、西穂高岳らしきものも見えます。
よぉーーしっ!!そのまま晴れててくれっ!
と祈りつつ、西穂山荘に向けて出発。
出発して15分ほどは非常に緩やかな上り。そしてしばらくするとらしい感じの上りになってきます。いつもよりも思いモノを背負っていますが、それほどは気になりません。
30分ほどすると、後ろを歩いている弟からあからさまに休憩を要求するため息が・・・。個人的には、かなりおなかが空いていたので、さっさと上ってご飯を食べたかったのですが、仕方なく5分ほど小休止。
休憩の間中、「こんなトコ登って何が楽しいの?」「病んでるんじゃない?」などとブツブツ言っていましたが、ぜ~んぶ聞き流して出発です。
ちなみに弟は山登りは一切やりません。川べりでのキャンプが専門です。
それから20分ほど上っていると、赤い屋根の建物が見えてきました。
「???」
山荘までは西穂高口駅から1時間30分というタイムコースだったので、西穂山荘かどうかかなり疑わしかったのですが・・・、本当に西穂山荘。
「うっそ、50分で着いたよ」と弟に声をかけると、汗だくで、ゼーゼーしながら
「あんたは鬼かっ、全然休まないから当たり前じゃっ」と。
「ははは、ほら、焼岳と乗鞍岳が見える~」
多少曇ってはいましたが、予想以上に晴れていたので青い空と一緒に南側にある山々がきれいに見えました。
山荘についたので、早速お楽しみのテントを設営しようと、受付をしていると受付のお姉さんが開口一番「出てます、熊」、と。
― また熊ネタですか~~ ―
「食べ物の処理だけには気をつけてください」との注意を受けて、テント場へ。
さて、お楽しみのテント設営。
一応、テント泊のベテランの弟に場所選び、張り方を聞いて、実演です。
弟は弟、僕は僕でそれぞれにテントを設営します。
初めての設営だったのですが、この日は全くの無風であっけないほど簡単に組み立て完了です。
Therm-a-restのマットに空気を入れたのは初めてだったので、「試し寝」をしてみたのですが、かなり快適です。シュラフに入ってみると温かくて、危うく寝入りそうになるくらいで。
独穂(できれば西穂)まで行くために、腹ごしらえをすることに。
アルファ米を戻したあと、わかめスープのもととお湯をさらに加えて「何ちゃって雑炊」を食べている横で弟は、カップヌードル(カレー)を食べています。
と、弟が急に「あ“っ」といって、、、コケました。
座っていた石が急にぐらついたようです。そしてそのあと、「あつ~~ぃ」とシャウト。
見ると、Tシャツとズボンにカレーがっ。。。
「どんくさ~ぃ」こちらとしては涙が出るほど爆笑です(勿論やけどするほどの温度でないのがわかっているからです)。
と、弟が「あ“~~」と自分のテントをさしてます。見やるとテントにもべっとりカレーが。
(姉)「熊が出るから食べ物の始末ちゃんとしなさいって言われたじゃないかぁ」
(弟)「だってぇ」
(姉)「だってじゃないっ」
(弟)「・・・だぁ~(カップに残ったヌードルをかき込む)」
そして、更にテントに零れたスープの延長を見るとMy ザックが。
―さいあくだ…。―
結局イロイロ後始末をしているうちに10:30を過ぎてしまいました。
天気、もってくれるでしょうか??
(つづく)
