ドイツに向かう飛行機の窓から、ぼんやり街並みを見下ろしていると、グラスゴーとはまた、ガラッと違った空気感を持った街が顔をだす。もくもくと、ブロッコリーのような木々。建物もがっちりしていて、シャープである。ワーゲン、ポルシェ、車もがっちり。ゲルマン魂がぷんぷんにおう。どかんと、ソーセージにビール。イメージカラーはシルバー&ブラック。街も空気も、強そう。ドイツ人は厳格だ、なんていうけれど、それはきっと生真面目で誠実な人が多いのでは!?だって、ホテルが分からず道を尋ねたら、親切に教えてくれたし、おまけに地図もくれた。タクシーの運転手さんなんて、身長180cm以上ある、足長のお兄さんが多かったし、なんせ優しくて、かっこよかった。(タクシー運転手さん、私服だし、車内ではポピュラーミュージックが流れ、友達の車に乗せてもらってるようなラフさ)街ゆくおじいちゃんも、ハンチングがとっても似合っていた。街並みには、ブラウン、ワインレッド、ダークグリーンなどのコーディネートがお似合いですな。ウオータムファッションが似合う街だわ。(誰だ私は)

上海のテレビ塔似の、これまたでっかいテレビ塔が、迷った時の目印。

ベルリンの街、探索開始。

ベルリンと言えば、ベルリンの壁。一目でも見なくては、と思い、タクシーに乗って、壁の端っこに降ろしてもらう。(といってもポツダム広場周辺の、ね)

1989年に崩壊されてから、ある程度の場所は、観光地となっている。私達が見て歩いたのは、最新型の壁のようだった。見える範囲のところまで、ずっと落書き(壁画)が続いている。壁の高さは3Mくらいはあったと思う。壁が設置された初期の頃は、金網だけのものや、ブロック式、板塀などもあり、変化していったみたいだ。ドイツの歴史を語ると長くなってしまうし、私がその当時の事を話できる能力もないのだが、観光地となった今でさえも、悲壮な雰囲気は、充分に伝わってきた。ある日を機会に向こう側の景色(様子)が見えなくなる、ってどんな感じなんだろう。そして、壁の向こうは政治が全く違うって。日本の自分ちに置き換えてみて妄想してみると、とんでもなく恐ろしいことだと思った。しばらく壁に沿って歩いていくと、何ヶ所か、ボロボロに崩れた所があり、壁の裏側に回る事ができる。そこは、なぜか砂浜になっていて、突き当たりには、でっかい川が流れていた。壁は、裏側の方が古くて、趣があった。表側のほうは、何回か定期的に落書きを描き換えているようだった。そのビーチでは、テクノがガンガンに流れており、バーになっていた。ビーチパラソルにベンチ、老若男女がビール瓶でラッパ飲み。ベルリン式海の家(川やけど)!?もちろん私達も参加。ご挨拶のようにラッパ飲みして、去る。(あんまし長居すると、ちょっとやばそうな雰囲気でした)そういや、ドイツって、テクノの発祥地だったけ!?

しばらくは、壁沿いにどこまでいけるかプラプラ歩き、日が暮れたところで、テレビ塔を目印にホテルに戻る。そっからも、ビール三昧。(だって、安くておいしいんだもの)そして、就寝。

2日目。まずはバスでペルガモン博物館へ。付近の博物館島をぷらぷら見学した後、大聖堂で癒しのひととき。

あいにく、雨にみまわれたので、移動がめんどくさいことになったが、次はバスでバウハウス資料館へ。この資料館、外観も内装も、すばらしくおしゃれで、展示内容も、すばらしかった。日本でやってるイームズ展とか、話になりません。(比べるとこ間違ってるやろか)洗練されたデザインのもの(インテリアや食器など)が集まっているだけなんだけど、うん、すばらしいほどハイセンスだった。それしかいいようがない。無駄がないし、機能的。ポスターも、いちいちかっこ良かったし。

満足して、次はデザイン博物館へ。

バウハウス資料館に引き続き、言うことないわ、って感じ。ただただ良い。ちょうどやってた、ファッションの企画展も奇抜でかっこ良かった。いいもん見過ぎて、視力が低下しそうだった。

SONYセンター周辺に行っても感じたけど、ドイツの建築には無駄がない。シャープだ。三角形のぎらぎらした建物とかもあったけど、ほんとにいちいちかっこ良かった。好きな街だな、と思った。

夕食は、もちろんでしょう、ソーセージにビール!濁色のフルーテイーなビール(名前忘れた)を、飲み干す飲み干す。20cmくらいの5種類のソーセージに、ジャガイモ、豚のほろほろに煮込んだお肉(マスタードをつけて食べる、激ウマ、名前忘れた)、ビール、肉、いも、ビール、肉、いも。完全なるデブ旅行ですな。野菜といえば、キャベツの酢漬けくらいかな。

ずっしり胃が肉肉しているのにもかかわらず、ホテル朝食が良すぎるくらい豪華だったので、朝からチーズ、生ハム、スモークサーモン、なんてものを(他にもおいしいものいっぱい)たらふく食べ、この旅行中で、ピークに太る。

でも、気にせず。食べる食べる。

街に出ても、ジャンクな、でっかいソーセージ(ケチャップ、マスタード、カレーパウダーがたっぷりかかってるやつ)や、1瓶1ユーロほどで売っているビールを、買い込んで来ては、食べる食べる。

ホテルのバーでも、色んな種類のビール、飲む飲む。

ビールとソーセージと肉といも漬けの日々でした。

強くなった気がする。そらサッカーも強いはず、ゲルマン魂。