今に始まったことじゃないけど、私の住むこの県は、鰹の漁獲量全国NO.1だ。今日も近所のスーパーなんかに行けば、ほれ、鰹の刺身じゃ、たたきじゃ、って、県内のどこどこで獲れたものです、って、漁港のある町が記されて、大量に並んでいる。のれそれやどろめなんかもたまに並んでいる。よく考えたら、鰹のたたきも、朝に焙ったものがすぐに運ばれて並んでるのだから、新鮮度は高い。しかもとてもお手頃な値段で売られている。この辺に一人暮らししてる大学生らはラッキーだなあ。海鮮丼、マグロ丼、鰹のたたき丼とか200円程度で作れるじゃあないか。今日はお昼ごはんに、300円の土佐清水産鰹のたたきのお造りをいただいた。うん、普通においしい。私の好みでいうと、1cmくらいの厚さがベスト。ちょっと薄かったなあ。まあ、300円でこんなにおいしいのだから、もう文句は言いません。たたきは一般的に藁で焙るのだが、桂浜、三里方面では松葉焼きってのがあって、藁の代わりに松の葉を使用するらしい。松葉焼きの方が若干甘みがでるらしい。また、季節や、焙り方や、小ぶりな姫鰹を使うことによっても、味が違うらしい。食べ比べてみたいものだ。なんてたたき博士になりすましたけど、小さい頃はたたきが苦手だった。炭の臭いがぷんぷんして、薬味いっぱいでからめるポン酢の味も苦く感じた。のれそれなんて大嫌いだったし、うつぼなんて食べる人の神経がよくわからなかったんだけど・・・。よく考えたら、お酒あっての食べ物ですよね。たたきを食べたら、急にお酒が呑みたくなった。ここ最近、私はお酒を呑まなくても生きていけるタイプの人間だったんだわ、と思うくらいお酒に執着心が無かったので、すっかり忘れてたけど、やっぱり鰹のたたきには辛口の冷酒やなあ、って思う。「ぼっちり」という名のお酒を探しに行く。このお酒、県内では人気なのだけれど、あんまし酒屋に売ってないよ、と忠告され、ますます呑んでやろうと思い、探しに行く。ついでに栗焼酎「ダバダ火振り」も探しに行く。赤い車で一っ飛び。市内の酒屋を何軒か廻ったがどちらもない。居酒屋には置いてるのになあ。そういや、鰹の肝のことを「ちちこ」というらしいですが、このちちこの煮付けを以前とある居酒屋でいただいたのですが、もうお味が絶品で、とてもおいしゅうございました。やっぱり鰹づくしになるんだよな。そんなこんなで何軒か廻ったのにお目当てのお酒がなかったので、お酒呑みたいなテンションが下がってしまい、諦めてて帰ることに。近日、また鰹のたたき(松葉焼きの方)を食べるとしよう。その時には「ぼっちり」でばっちりいきたいなあ。なんて思いながら、家の近所の商店街のちいさな酒屋、富士屋に入ってみる・・・。「ぼっちり」も「ダバダ」もあるやないか。やるやないか土佐山田。