クライミングをもう1度 | FLY HIGH

FLY HIGH

登ることは生きること。後悔をしない毎日を。

雨の鈍行列車に揺られて

辿り着いた場所で待っていてくれたのは

2018年11月に御前岩で1度だけ会ったことのあるクライマーののぞフィスさん。

 

その時、共通の友人を介して挨拶はしたし、

撮った写真は残っているものの、

まさかその3年後に一緒に登る日がくるとは。

 

しかも同じ会社のメンバーとなって(笑)

いや、そうならなければ一緒に登ることはなかっただろうな。

 

 

互いに日帰りで合流しやすい場所、と

甲府幕岩の予定を組んでいたのだけど

その日だけピンポイントで雨。

 

いつまでも肩の痛みが思うようになくならず、

クライミングへの復帰のモチベーションもゼロになりつつあった私は、

潔く中止かなー、とボンヤリ考えていた。

 

でもせっかくなかなかない機会だしなぁ…と踏みとどまって

なんとなく記憶にあった新しいジムに行くことを提案。

 

すると、朝ダルかったらドタキャンでもいいですし、

なんでもオッケーと返ってきた。

 

 

あー…これはいい人。

このいいまわし、プレッシャーなくて出掛けるのが苦にならないんだよなー。

 

ということで東山梨駅へ。

全然面識がないも同然でしたが無人駅なのですぐにわかるやつ。

 

そこでのぞさんの車がアクシデントに見舞われて牽引されて修理に…

という貴重な体験に遭遇。

 

とりあえずご飯食べて、

きさくで柔らかい物腰ののぞさんに癒やされつつ、

牽引された車を見届けてからアクティバへ移動。

 

 

なんか昔もこういういつもと違うアクシデントに見舞われることがあったような…?

 

 

アクティバはまだ1年たっていない

とってもキレイなジムでリード壁も高さが圧巻!

 

 

二人でわーきゃー言いながら、のんびりと登る。

私はおそるおそる5.6からとりつく。

 

体はクライミングを忘れてなかった。

 

肩によくなさそうな動きはなんとなくわかるので、

注意しながら主に垂壁で5.6〜5.10bまでをトライ。

5〜6本くらい登っただろうか。

 

最後は腕に力が入らず、持久力落ちたなぁと。

でも、選べば登れそうという期待を抱いてもいいんだって嬉しかった。

 

のぞさんもガツガツせず、

それでいてしっかりと10台〜12aまでを粛々とトライしていた。

登りが安定していて見ててソワソワしない。

 

 

混んでもいないので、

マルチやアルパイン、クラックに行きたいね、

なんて楽しくおしゃべりに花を咲かせながら過ごす。

 

これから沢山色んなとこに一緒に登れたらいいなと、

そう思える人がいるとまた頑張れそうだなと元気をもらった。

 

ゆっくり戻していけばいいんだよって言ってくれてありがとう。

きっとまた登りましょ。

 

 

お互い帰路の方向が違うけど、電車はタイミングよくきて、

よく笑い、楽しかった1日は終了。

 

 

ちなみにお昼ごはん、夜ごはんと美味しくたべてこれまた幸せなやつでした。

普通の日常みたいな日をものすごく久しぶりに過ごさせてもらいました。

 

 

帰りの電車からみた山梨の夜景は滲んでなかったから、

きっと明日からは笑顔でいられそう。

 

 

クライミング、やめないぞ。

目指せ穂高の屏風岩!

あー剱岳のチンネも行かなきゃだ!

 

 

がんばろっと。

 

 
かっこよく撮ってくれた復帰記念写真(*˘︶˘*).。.:*♡

 

 

 

まもなく、右肩術後4ヶ月です。

思えば術後は肩より上に腕があがらなかったんだよなぁ。