先日から治療中の方の症状ですが
左側足の甲から拇指先にかけて痺れ(シビレ)があるそうです。
その話を聞いた時、
あっ そうそう それは前脛骨筋のTP(トリガーポイント)じゃないか!と。
ほぼ一日立ち仕事ですし、足への負担は相当なものです。
特に支持足の左側は常に体重がかかっています。
一般に足の先の痺れと言うと椎間板ヘルニアなどの腰椎疾患を連想しますが、意外と下肢の筋肉にできたトリガーポイントからの連関痛であることも多いのです。
実際にこの方の前スネを触るとかなりコリコリした状態でした。
前脛骨筋のコリコリしたエリアに数ヶ所、鍼をすると、ズーンとした響きが足の拇指まで伝わりました。
トリガーポイントの書籍では、一点だけが示されていますが、ほとんど場合、一点だけで効くことは希です。
トリガーポイントというよりトリガーエリアと言ったほうがいいのかもしれません。
それと深さも重要な点です。
うまく、トリガーとなっている筋繊維を貫通さす必要があります。
この患者さんですが、治療翌日には痺れはかなり和らいでいましたが、2日ほど経つと戻っていました。
慢性的に症状のケースでは、繰り返し治療する必要があります。
なぜなら、頭の中で 痛みの学習ができているためです。
そこが急性症状と慢性症状の違いです。

