鍼灸には標準的な治療があると思っていらっしゃる方は多いと思われますが、実のところ鍼灸院によって様々な治療があるのが実態です。
つまり、悲しいかなスタンダードはないのです。
解剖生理学的治療・中医学的治療・経絡治療・トリガーポイント療・・・・・・などなど。さらに、同じ考えで鍼灸治療している先生であっても、先生により経穴(ツボ)の取り方、経穴の配穴(どの経穴とどの経穴を使うか)、鍼の刺入方法(どの方向からどれぐらい刺入するのか)、刺入してすぐ抜くのか、それとも置き鍼するのか、置き鍼するならそのままなのか、通電するのか、灸頭鍼をするのか、・・・・・・・そのバリエーションはつきません。
それを鍼灸師は、これまでの経験から、この場合にはこれがベストと思われるものをチョイスし組み合わせるのです。
場合によっては施術者から見て思うような反応・変化が得られない場合、また違うチョイスをします。
ですから、一度や二度鍼灸を受けられて鍼灸は効かなかったというのもナンセンスです。
Aと言う先生の治療では効果がなかった場合でも、Bと言う先生の治療で良くなる場合往々にしてあると言うわけです。
痛みや不快な症状で悩まれている方は、諦めずに鍼灸の先生を捜してみてください。