映画
あの花が咲く丘でなんちゃらという映画、プライムのお知らせがきたから観たけれど、
何じゃありゃあ?
現代女子高生がタイムスリップして、辿り着のは1945年6月の日本。第二次世界大戦末期でした。
そして、イケメンな兵隊さんと出会います。
まずもって30分くらい観てて、主役のお二人に全く感情移入が出来ない事に気付く私でした。
あれだ、顔があまりに現代過ぎるからかしら。おねえさんの方と言えばやや茶髪のカールヘアで、そこは時代に合わせて結ぶとかしないのかね、他の女の子達はそうでしたけど。
着いた場所が軍御用達の食堂っていう事もあり、食べ物は豪華絢爛で、着ているものもモンペでこそあれ綺麗過ぎました。
最後に解るのだけど、半分は恋愛映画なんですね。けど、お二人が惹かれあっていく要素が解りませんでした。急接近はしても、こんな風になって、こんなところでドキッ、が全然なかったんですよ。そう感じるのは私だけで、私が変なのかな?
空襲爆撃受けてんのに、次の日には何事もなかったような町の佇まいだし。
おねえさんはやたらに「ハァハァ」いうシーンが多くて(走ってる時や危険に遭遇した時など)、アフレコなのかなと思いました。そういう所で引っ張る「間」ま、が私にはキツかったです。
最後、タイムスリップした訳で、現代に戻って来るのだけど、フツーは同じ場所じゃないですか?洞窟だったのだから、洞窟で目が覚めないと変です。
肝心な事は盛り込まれてはいるけれど、凄い浅いというか、薄っぺらかったです。
お互いを呼び捨てにする最初のきっかけも、解らなくはないけど、フツーは兵隊さんには「さん」を付けないかね。
これで泣けと言われても無理過ぎました。
泣ける、泣けたという方がいたら聞いてみたいものです。
戦争映画に、こんな生ぬるい中途半端な恋愛ごっこはいらないよなぁと、とにかく観て損した感じというか、はあ?みたいな映画でしたので、ご参考までに書きましたよ~。